「つくる」ための知識と技術を持つテクニカルディレクターが中心に集まる組織、BASSDRUM(ベースドラム )です。検証や実験、読み物などを発信していきます。お仕事のお問い合わせは、 hello@bassdrum.org まで。 https://bassdrum.org/ja/ https://twitter.com/BASSDRUM_org https://www.facebook.com/BASSDRUM.org/
Shinya Matsuyama
作ってきた作品を語るシリーズ
siroの松山が娘のためにプレゼントを作るシリーズなど、子供のためのプロダクトシリーズについてまとめるマガジンです。
自分の娘のために作った誕生日プレゼントを紹介していきます。
ヘッダのコーヒーはこれから書く内容とは関係ありません。 前にも書いたことがあることですが、大事なことは何回でも書きます。 飴と鞭古くから使われてるモチベーション管理方法として飴とムチ方式があります。わかりやすくいうとこれです。 「テストでいい点取ったらスマホ買ってあげる」 このようなフレーズはよく聞くのではないでしょうか。逆のもあります。 「成績が悪かったらゲーム禁止」 こちらはムチですね。 こういうことで、勉強するように仕向けるというメソッドはよく聞きます。結
x(twitter、まだxには慣れない)でネタを募集したところ、オートマタ作家の原田さんよりいただきました。 5年後10年後には「何を作っているか?」という質問ですが、すでに質問の中の松山は作ってますね。そこは確定事項。多分作ってると思います。 今の興味未来を語るには今の自分を少し語ります。いま取り組んでること。 「作る」を広げたい siroという会社でさまざまなものを作る仕事をしてます。おかげさまで少しずつ認知され、面白い仕事のオーダーも来るようになりました。結果と
最近考えてるスキル周りのことを「スピードアップ」という観点で語ってみようと思う。 反復の力そもそも「スキルとは何か」という話に近いが、自分のシンプルな理解を伝えると、「反復した経験による熟練」のことだと思う。 例えばキーボードのタイピングを考えても、キーを見ずにタイプする練習をして、正しい指で何回押したかがそのキーの入力速度に関係する。これは、大学の時に自分を被験者にテストしたことがあるので確信してる。英語の文章をひたすら入力するソフトを作り、それで練習しまくったところ、
明日、テクニカルディレクションアワードのイベントで登壇するので、なんかそれらしい記事を書いておこうと思う。 テクニカルディレクションとは実は以前も書いたことがある。その時はできるだけニュートラルにテクニカルディレクションについて書いたつもりだが、今日は自分のやってる部分について特に書いてみる。 やってること自分のここ最近の役割は、多分、プロデューサーとかディレクターとかの部分が多いと思う。すこしマネジメント的なこともやってるかもしれない。 その内訳について書いてみよう。
作家としての活動も多少やってます。そして仕事でも「作品」と言えそうなものを作れる機会が増えてます。 そんな松山個人の「作る人生」において考えてることを書いてみます。 ライブ感ものづくりってじっくり何回もリテイクしたりしながら作り込んで、作り込んで、作り込んで、展示などで発表するという流れです。なので、音楽演奏とかと違い、ライブ性はそんなにないわけです。 でも、ここ最近はライブ性も必要なんじゃないかって思う部分があって。というのは、ライブなジャンルの緊張感ってなんかいいん
みなさん知ってるだろうか。木漏れ日のこの丸がたくさんあるような感じは、太陽が丸いからこうなってるということを。 詳しくはwikipediaに書いてあるので読んでほしい。 科学的な知識こういうことは知ってる人と知らない人がいる。そして知ってる人もピンときてない人もいる。 「ピンホールカメラみたいに」と付け足してピンとくる人は科学をよく知ってる人ってことになる。 感覚的な理解自分の場合は、科学が好きで、数学が好きで、物理も好きなんで、大体多くのことは言葉で説明できそうな感
よくインプット必要だよねみたいな話を聞くが、基本的にはそんなことはあんまり問題ではないと思ってはいる。が、、 アイデアアイデアについてはそこそこ鍛えてきたので、視点をずらしたり考え方の工夫でアイデアは短時間にたくさん出せる方だとは思う。そのスキルである程度やれてる感はある。 ただ、思い起こすと、ここ最近のアイデアは、数年取り組んでる一つのベクトルの延長だったり、ここまでの経験の棚卸しだったり、大昔に考えたけど実現してないことだったりと、割と過去に依存してたりする。とは思う
昨日のAkeruEの衝撃がまだあって、ちょっと考えてみようと思う。 自分が感じている学びの基礎AkeruEのことから離れて、自分が興味があることをゼロから積み上げて考えてみようと思う。思考の前提としては、自分の娘達だろう。親になって考えたことは多い。その子どもたちの未来やなんかを考えると自分の未来を考えるよりも不安を感じたりするものだ。自分じゃない自分よりも大事な存在を軸に考えるのだから、そういう感覚になるんだろう。どういう学びを得て生きてほしいと思うか、その辺から考える。
今日はAkeruEのイベント「あけるえ!あける」というのの夜の部門でAstroコーナーの作家さんや立ち上げから関わってきたみなさんが集まり、様々な会話をする会みたいなのがあり、そこに参加してきた。 日記として忘れてはいけないことを書いておく。 ちなみに、siroで作ったSWITCH! SWITCH!の紹介と関連でやってきたワークショップについて語ってる記事を貼っておきます。 特別な場所近森さんが立ち上げ時に深く関わってることは知ってたが、何をしてきたのかは知らない。今日
随分時間が経過してしまいましたが、2023年の日本精工株式会社(NSK)のグローバルキャンペーン「__ with MOTION & CONTROL」について書いてみようと思います。 というのも、もう少しで2024年度版が完成するということで、その告知というニュアンスも含めて記事化しておこうと思ったわけです。 依頼がきたTakramの櫻井さんから電話が来ました。実は櫻井さんが藝大の学生だったころからの知り合いで学生のころに仕事を依頼したりしてました。 「ついに、お願いでき
ヘッダーはなんの関係もありません。 「どんな漫画が好きか」と問われたので、藤子F不二雄のSF短編集と答えた。 すこし不思議SF短編集は、ScienceFictionのことではない。SukoshiFushigiなのだ。この時点でなんとも素敵な。 様々な良作があるSF短編集。「すこし不思議」というのが完璧なテーマだと思う。 自分が好きなのはとにかく「すこし不思議」なんだなと思う。本当のSFの映画とかも好きだけど、タイムスリップものとか、タイムリープものとか、パラレルワール
からくりの森に参加したということは、以下の記事ですこし書きましたが、その続きを作品ごとに個別に書いていこうと思います。 ちょっと書きすぎてしまってるので、作品を見たあとに読んでもらうのがベストではあります。 機械式時計の魅力「からくりの森」に参加するのは二回目で、機械式腕時計について考えるのも2回目。2年目という言い方でも間違ってないと思います。とにかくいろいろ考えてきました。 「機械式腕時計のムーブメントを活用して機械式腕時計の魅力を伝えてほしい」というお題なんですが
割と人生の長い時間を「エンジニアの松山です」と名乗ってきた。最近ではあんまり言わないのだが、言わなくなっただけでベースは変わりない。今日は久しぶりにこの「エンジニアリング」について語ってみる。 辞書を調べるエンジニアリングを調べると「工学」と出てくる。では工学を調べてみる。 子供の頃の自分が当時担任の先生から「エンジニア」という言葉を聞いて親に聞いたら「技術者」と教えてくれたのを思い出したが、今聞いても面白そうな学問だなと思う。 基礎科学を応用するための学問。と言われて
私はポジティブシンキングなようで、毎日楽しいです。先日その自覚をしたので話してみます。 基本的な考え方私は人を楽しませるようなものを作るのが好きです。だから、娘の誕生日プレゼントは自分で作ってきました。 作品を作るのが好きなので、メディアアートの分野で作品を作った時期もあります。アートはコンセプトに傾倒していく必要があり、とくにメディアアートは難解なコンセプトに傾倒する傾向があります。それはあまり楽しくない気がしてしまい、もっとライトな楽しみやすい親しみやすい作品を作って
今年のからくりの森がついに本日(10月11日)からオープンしました。からくりの森は今年で3回目の開催となります。私、松山としましては2023年の第2回、今年の第3回と続けての参加となります。 昨年の振り返り昨年は、もうそれは「天下一武道会」さながらでした。 からくりの森1回目で3作品も展示した強者のnomena。 ロンドンから日本へと移ってきたTangent。しかもわりとご近所さんの吉本さん率いるチーム。 セイコーウォッチのデザイナーのみなさん、そして、我々siro。
今日、長岡造形大学でしゃべってきた。もう一つまちなかキャンパスというところで、生涯学習プログラムを受講してる様々な年代の方々にもしゃべってきた。 1日に2回90分近い講義をしたのは初めてかもしれない。 ふたつのネタ大学生には「作り続けること」というテーマで語りました。もう一つのは、「娘の誕生日プレゼント作ってみた」ということで、プライベートワークでやってる娘のプレゼントを自作するシリーズの紹介。 いずれも「作る」がテーマになってる。 作ることの重要性私にとって「作るこ