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#1 小学1~6年生(いじめ・暴力・DV経験)



小学生1~2年生(摂食障害を起こす)

小学1年生になる前から公文に週2で通っていて、
毎日宿題を2~3科目こなしていました。

当時は「将来のため」と言い聞かされながら、
理由もわからずひたすらこなしていました。

また母親がピアノ教師だったのですが、
別の先生のところにピアノを習いにいってました。
公文を毎日やりながら、ピアノも毎日練習する日々でした。

そんな中、1年生になってからは、
さらに野球を習い始めました。
ちょうど世代的には巨人の松井秀樹とかが活躍している頃で、
プロ野球が一番盛り上がっていたこともあり、
子どもながらに影響されたのだと思います。

野球クラブに入部するために、
土曜日に母親に連れられて通っている小学校に行くと、
ちょうど練習試合中でした。

すると驚いたことに、コーチがいきなり「打席にいってきな」とバットを渡してきました。

理由もわからず打席に立つと・・・


「ゴンっ!!」

まさかの初球いきなり頭へのデッドボール

驚きのあまり一瞬何が起こったのかわかりませんでした。

痛みもあったのかもしれませんが、
あまりの衝撃にうずくまってしまいました。

相手の投手はもちろん年上で、
そんな投球を未経験の小学1年生がいきなり頭にデッドボールを食らったにもかかわらず、
笑いながら誰も心配してくれませんでした。
(結局打席はそのデッドボールで終了し、その日は帰りました)

そんなことがあったにもかかわらず、
負けん気が強かったせいか、
そこで野球を習うことに決めました。

ただ、この野球は2年生のときに辞めてしまいました。
平日は公文の宿題も毎日たくさんあり、
ピアノも練習、土日は野球というハードスケジュールに
小学2年生で体調に異変が出始めました。

食べ物が飲み込めなくなりました。

今思うと摂食障害なのですが、
特にほうれん草は全く喉を通らず、
親に隠すために写真のフィルムケースに吐き出したものを隠していたこともありました。

当時は小学生だったので「ストレス」なんて概念も持ち合わせてなく、
ただ、「毎日大変だなぁ、いつになったら楽になるのかなぁ」と日々考えていたことは覚えています。

小学3年生(暴力暴言バスケ)

理由は覚えていないのですが、
水泳を週1で習い始めました。
たぶん親が「泳げないと困る」とか思ったのが理由な気がします。

その後、ちょうどスラムダンクが流行ったこともあり、
学校の中休みではみんながバスケットに夢中な時期でした。

そんな1学期を過ごしている中、
「もっとバスケがしたい!」
と思い
今度は隣の小学校までバスケを習い始めにいきました。
ただ、これが本当に大失敗でした・・・。

土曜日と日曜日に通い、1日4~5時間、試合の日は丸1日ありました。
(もちろん土日も公文の宿題とピアノの練習もしてました)

まず、そこのコーチが鬼コーチで、暴言と暴力が凄まじかったのです・・・。
見た目は、
漫画のようなハゲ親父の頭をしており、
身長は180cm超え、
ガタイもかなりいい
おそらく当時40代のおっさんでした。

自分は早生まれなこともあり、
同級生と明らかな体力差もあったので、
まず走り込みについていけませんでした。

練習の冒頭にいつも30分くらい学校の外を周回していたのですが、
いつもビリッケツで、
脇腹の痛みに耐えながら何とかゴールをしていました。

その後体育館での練習も、
「周りを見て覚えろ!」
のスタンスだったので、
何も教えてもらえず。

もちろん上手くできるわけがありません。
(周りは自分より先に入った子たちしかいませんでした)

そうしていると「何してんだよバカやろう!!!」の怒号が。
ひどいときだとボールを投げてぶつけてきたり、頭をひっぱたいたりグーでゲンコツをしてきました。

当時は「途中で辞めるやつはクズだ」という風潮もあったので、
なかなか辞められず。

結果小学校卒業までの3年半以上を耐えきってしまいました。

今思うと、ここでの経験のせいで新しいことに挑戦しにくい性格が作られてしまったのだと思います。

何も教えてくれないくせに、何をやっても怒鳴ってくるのがかなりのトラウマになっていました。

またいつもビリで最底辺の扱いを受けてたのも、悪い経験となってしまいました。

小学3年生(家庭内暴力)

そんなバスケで超絶パワハラを受けながら、
公文もピアノもこなし、
水泳も習う忙しい毎日でしたが、
まだ好奇心が旺盛な時期でした。

当時ゲームソフトに登場していたモンスターのデザインがかっこよく、
模写をして絵を描き始めた時期でもありました。

↓ちなみに『レブス』というゲームでシステムも音楽も好きで何度も買いなおしました

いろいろな絵を描くのが楽しくなってきた時期だったのですが、
ある日地球儀の絵を描きました。
父親の部屋にあった地球儀を模写したのです。

その絵を父親に見せに行くと、
酒を飲んで酔っていたのか
「ふざけんな!全然上手くねえよ!馬鹿野郎!!」
「こんなもん描きやがって!!」

と言っていきなり絵を描いた紙を破り捨てられ
さらに何度も殴られました。

これ以前からも少なくとも2~3ヶ月に一度はいきなり理不尽にキレ始め、
暴力を振るう父親でした。
(ちなみにこれは20代までずっと続き、母親も姉も何度も食らってます。大学受験前日の夜の寝ている最中にもやられたことがあります。)

理由もわからず、土下座をさせられたこともありました。

結果、絵についてはこれがきっかけで描くのを辞めてしまいました。

小学4年生(いじめ)

水泳は小学4年生のときに一番上のクラスに到達した時点で辞めました。

いつも隣のレーンで何十分も20~30人がマグロのように無目的に泳ぎ続け、
その光景の異様さとそこに紛れたくないという思いが強かったためです。

勉強は、公文のおかげもあり、
特に算数は圧倒的な計算の速さでいつも高得点でした。
また英検も5~4級も合格するくらいには上達していました。

そんな中、クラスの3人からひどいいじめに遭うようになりました。

きっかけは特になかったのですが、
学校では文房具を盗まれたり、
教科書に落書きをされたり、
机やトイレに「〇〇死ね」と書かれたり、
色々といじめのテンプレ的なことをされました。
(家に来たときはゲームソフトを盗まれました)

ただ、直接殴る蹴るのようなことはあまりなかったです。
(後ろから叩くくらいはありましたが、本気のパンチなどはなかった気がします)

正直ずっといつかやり返そうとは思い続けてました。
もし殴ってきたらペンで刺してやろうと思ってたこともありました。
どうしても限界が来たら、もうトドメを刺してやろうと日頃から思ってました。

そんないじめが何ヶ月も続いていたのですが、
学校の先生は何もしてくれず。

結局自分で言い返すようになり、
盗まれたときは家に電話して親に伝えたりもしました。
(向こうの親は謝るでもなく、そいつらに「返しなさい」というだけでしたが・・・)

結果小学5年になる頃にはいじめは止み、
主犯格の奴とは小学6年の頃には仲良くなるまでに改善しました。

当時のことはあまり覚えていないのですが、
結局周りが誰も助けてくれなかったので、
自分でどうにかするしかないと試行錯誤していたのは覚えています。
(まぁ最悪武器で攻撃しようとはしてましたが・・・)

そんなこともあり、
家でも課外のバスケでも暴言暴力まみれの中、
公文の宿題も膨大でピアノも練習して、
途中まで水泳もやるという、
本当に地獄のような日々でした。


小学5~6年生(やや平和な時期)

平日は公文の宿題まみれ+学校の宿題をこなしつつ、
友達と遊ぶ日々でした。

土日は地獄のバスケで、
同級生から一時期嫌がらせを受けていた時期もありました。
よく覚えていませんが、一回少しキレて、それ以来解消した気がします。

ピアノは先生が優しいおばあちゃんだったので、
相変わらずまったり通ってました。
(毎回いいプリンとかケーキとかのお菓子と紅茶、あと最新のジャンプも用意してくれてました笑)

バスケはしんどかったですが、
学校は平和で珍しくそこそこ楽しく過ごせた時期だと思います。

学力については、
公文のおかげで特に算数は圧倒的でした。

なかでも計算の速さは圧倒的で、他の生徒が20~30分掛けているテストも5~10分で終わるくらいでした。
ただ上には上がいて、中学受験勢の友達の成績には敵わなかったのは覚えています。

まとめ

毎日やらなきゃいけないことだらけなうえに、
家庭でも課外のバスケでも暴力を振るわれたり、
学校では1年くらいいじめに遭っていたりと、
今思えば社会人より大変な生活をしていました。

ただ、学力は公文のおかげで算数英語国語は、
ずば抜けて得意でした。
これについては本当にずっと頑張ってて良かったと中学高校になってからも思ってました。

趣味については、
保育園に通っているときから好きなゲームが拠り所でした。

ポケモンの初代やカービィやFF8やクロノクロス、メタルギアなど当時は新しいゲームが発売されるたびにワクワクしていました。
※たまに暴力を振るう父親でしたが、ゲームは買ってくれてました。


中学に入ってからも公文から塾に切り替えて1年次から勉強しつつ、
部活があったり、またいじめがあったりしたのですが、
また次の記事で詳細を書きたいと思います。

長文にもかかわらず、ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
自分の生い立ちや人となりなど背景を知っていただいたほうが、より受験失敗後の話についても理解が深まるのではないかと思い、書き記させてもらいました。

また次の記事も読んでいただけますと幸いです。


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