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#28 限界を超えた背水の陣の再受験


地獄での再戦への決意

数少ない大学の友達には再受験することを告げ、
そこからほとんど学校へも行かず受験勉強を再開することにしました。

また英単語や英文法の問題集をやり直したり、
国語も古文や漢文を覚え直したり、
例の日本史のノートの暗唱もやり直したり(やっぱりこれが圧倒的にキツい)、
もう何十回目だよってくらいの再スタートを始めました。

精神的にはもうとっくに限界を超えてました。

現役時は、4月の全国模試で学年1位→全滅
浪人時は、模試で慶應法3位を取る→明治学院のみ合格
大学生活も屈辱すぎる環境+民度の低い学生と職員+遠すぎるキャンパス

全く努力が報われないどころか、頑張った分だけ、
いや頑張った以上の地獄に突き落とされた状態で
もう本当に死ぬか再受験して合格を目指すかの二択しかない
といった心境でした。

もう身体は灰になりつつも
今度こそ本当に最後
死ぬ前にあと1回だけ立ち上がって戦ってみようと決意しました。

どうしても『明治学院大学卒』になりたくなかったですし、
今までの努力や耐え抜いてきた苦痛などが全て無駄になることが耐えられなかったことが特に大きな要因でした。

モバゲーで繋がった秀才の同志

当時モバゲーを少しやっており、
そこで1人の1個下の友達ができました。

彼も慶應法を目指しており、
全国模試で何度も成績優秀者に載る猛者中の猛者でした。

「なんでこんな秀才が現役で落ちてんだよ」と思いつつ、
年明けの入試まで一緒に切磋琢磨するようになりました。

もう彼との思い出は全然覚えてないのですが、
何度か直接会って話したり、
モバゲーでやり取りしたりしていました。

バイトは店長にブチギレて退職

これは夏前だった気もしますが、
親友の紹介で入ったスーパーのバイトを辞めました。

人間関係は良かったのですが、
店長だけは頭のおかしい人で
みんなから避けられているような人でした。

自分は真面目に仕事をしていたのですが、
売り場で何度か理不尽に怒鳴られたり、
僕がやってもないことを「おまえがやったんだろ!!」とキレてくるようなことが何度もありました。

何回か繰り返されたあと、限界だったので退職しました。

志望校の決定

今回は受験料を自分で支払うつもりだったので、3つしか受けませんでした。

・慶應義塾大学 法学部 法律学科
※07年がまさかの政治学科の方が合格最低点が上だったので、
今回は元々志望していた法律学科にしました

・早稲田大学 法学部

・早稲田大学 社会科学部
※最悪の保険として・・・


限界を超えた受験勉強

9月入試に向けて英語と国語はやっていたものの、
日本史を再開し始めてからはかなりキツかったです。

今までは塾で同じ境遇の同志がいる中、
先生に鼓舞されたり、色々な刺激も受けながら勉強に励めてましたが、
今回は家で1人で勉強するだけの日々でした。

「高校1年からあれだけ勉強してきて、まだこんなことやらなきゃいけないのか」
と情けなくなる気持ちや
「今頃高校の時の友達や浪人時に好きだった子は夢のような大学生活を謳歌してるんだろうな・・・」
と思うと、悔しくて夜中に何度も悔し泣きをしました。

単純な勉強不足で落ちたならまだしも、
自分より勉強してこなかった、成績も低い人達が早稲田に受かっていたのも本当に耐えられませんでした。

ただ、そんな気持ちも気合で押し殺し、
勉強の鬼となってひたすら合格に向けて打ち込みまくりました。

もちろんテレビやゲームなど娯楽は一切せず、
起きている間は勉強しかしていませんでした。

ちなみに、昨年の浪人時に勉強時間を記録していたのですが、
1年間毎日平均8時間の勉強時間でした。

思ったより少ないなとあとから思ったのですが、
1日4~5時間しかやらなかった日があると、
それだけで次の日は12時間くらい勉強してようやく8時間なので、
体感毎日12~15時間やっているつもりでしたが、
意外とそんなものでした。

今回は記録は付けていなかったのですが、
体感毎日10~15時間くらいは勉強していました。

そして、あっという間に年を越え
2月の入試の時を迎えました。

つづく


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