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#33バイト落ち・人生初の心療内科へ


前の記事のモンハンの裏ではこんな感じで
散々な生活をしていました。


バイトの面接も10社以上落ち

前回の記事で書きそこねてましたが、
常にお金がなく、母親から毎日ご飯代等もらって生きており、
モンハン仲間と遊ぶお金もなくなってました。

そこで6月くらいからバイトをしようと思い、
ピザーラやおにぎり屋、1度経験のあるスーパーや他にも色々応募しましたが、
結局1度も採用されませんでした。

当時髪も長かったし、陰鬱すぎるオーラを放っていたので
仕方なかったと思います。

ただ、あれだけ酷い受験を落ちたあとで
誰でも受かると言われるバイトの面接すら落ちまくっていたので
もう二度と社会で働けないとすら思うようになってました。

「バイト応募する気力があったのかよ」って思うかもしれないですが、
ホントに当時お金がなさすぎて、
やむを得ず応募してた感じでした。

大学の心理カウンセラーに相談

毎日起きてるときは
ずーーーっとグルグルと同じようなことばかり考えていました。

「もういつ◯のう」

「どこでどうやって◯のうか」

「なんであれだけ頑張ってこんな目に遭わなきゃいけないんだよ」

「俺より全然勉強してこなかったやつが早稲田で楽しい大学生活送ってるとか、マジでふざけんなよ・・・」

「もういいから、この人生終わりにしたい・・・」

とゲームに夢中なとき以外は本当にずっと頭の中で負の感情が駆け巡っていました。

このときのストレスはもう尋常ではなく、
30代過ぎてから同じ威力のストレスを食らったら、
即癌になるか、ショック死すると思います。

辛いとか苦しいとか地獄とか、
そんな言葉で形容できるほど生易しい精神状態ではなく、
本当に「◯ぬしかない」といった感じでした。

(これはもう誰にも伝わらない・・・)

そこで秋ごろに
大学に心理カウンセラーがいるというのを学内の張り紙?か何かで知り、
予約して行ってみることにしました。

たしか土曜だったか、授業がなくそのためだけにわざわざ2時間近く掛けてそのカウンセリングを受けに行きました。

結果だけ先に書くと・・・

本当に行かなきゃ良かったレベルでした。

「いや、こいつ何のためにこの職業やってんの?マジで」
「学生のこと馬鹿にするためにやってんのか」
と当時ブチギレながら帰ってきたことを覚えてます。

30代くらいの男性だったのですが、
眠いような顔つきで
目線は常に斜め下を向きこちらを見ず、

こちらが今までどんなことがあって、
今どういう思いかを
本当にギリギリ振り絞って出した涙声で
なんとか伝えたところ

「あぁ~、うぅん~、そうなんですねぇ~、そんなことがあったんですねぇ~」
とこっちも見ずモゴモゴ頷くだけ。

顔も似てるし、もっと下向いてたらソックリ

傾聴してるつもりだったのか分からないですが、
共感もしない、
次にどうしたらいいのかネクストアクションも提示しない、
結局何も解決しない、
そもそも人の話を聞く姿勢があまりにも酷いカウンセラーでした。

正直資格を持ったカウンセラーってもっと立派な人で、
大学生だった僕を助けてくれる存在だと思って勇気を振り絞って行ったのに、
まさかこんなクソ社会人が大学で雇われてることに驚きました。

わざわざ色々と頑張って行ったのに、
本当に期待を裏切られ、
そしてカウンセラーに対する心象が地の底にまで落ちた経験でした。

結局終わり際にその人から
「次回はいつ来ましょうかねぇ~~?」
といきなりまた来る前提で訊かれたので

「一旦考えてからまた予約します」と断って出てきたのでした。

そして二度とカウンセラーに相談しないと心に誓った日でもありました。

人生初の心療内科といのちの電話

カウンセラーがあまりにも役に立たなかったため、
相当勇気を振り絞って
母親に「心療内科に行きたい」と相談しました。

結局精神的には毎日限界を超えて
もう正気を保ってるのがやっとくらいだったので、
早くどうにかしたい気持ちでいっぱいでした。

そして、家から近いところにあったので行ってみることにしました。


普通の内科と変わらない診察室でした

さすがにプロの医者の先生だから、
何かしら救ってくれるだろうと期待して行きました。

結果・・・

話を5分も聞かず、薬だけ処方して終わり

でした。

は・・・?

えっ・・・??

マジで何も話聞かないじゃんこいつ・・・

てか薬ほしいなんて言ってないし

そもそもこっちがどういう気持ちかも何も聞かず。

生まれて初めて人に対して
「自◯したいと思ってます・・・」と相談したのに、

「そうなんですねぇ、まぁ辛いと思いますので、薬出しておきますね」
「また薬なくなったら来てください~」

とビジネス感全開でした。

結局病院でも共感や励ましどころか、
話すら全く聞かず、
「いいお客さんが来た」という感じだったので、
本当に社会に対して絶望しました。

このあとも、
いのちの電話に掛けてみたこともありましたが、
あれは常時全く繋がらないです。

社会全体で、よく自◯志願者などに対して
セーフティーネット的にいろんな窓口や病院がありますとか謳ってますが、
どこも形だけで微塵も役に立たないということを
この時期身を以て嫌と言うほど実感しました。

図書館で本を読み漁る毎日

体調的に大学に行く気力がない日が多く、
そんな日は図書館でいろんな本を読んでました。

村上春樹などの小説系を読んだり、
心理系の本や哲学系の本など、
いろいろな本を読んでました。

駅についてる本屋でも立ち読みをして
どうにかしてこの地獄の状態から抜け出したいと
ひたすらいろんな本を読み漁りました。

ただ、心理学系や鬱などの本は全くと言っていいほど役に立たず・・・。

そもそも書いている人が鬱になったこともないし、
◯にたいとも思ったことがない大学教授だったりと
正直学術的なテンプレを書いたお題目本ばかりでした。
(しかも気になった本を手に取ると大体同じ作者でイラッとしてました)

今でこそ色々なビジネス書が出てますが、
当時は本当に鬱関係の本などがありませんでした。

『挫折』や『受験失敗』に関する本なんて全くなく、
今もそれほど充実していないように思います。

あとは、ヤフオクで『完全自◯マニュアル』の古本を買って読んだりもしていました。
(今思えば◯にたいという人から人へ渡ってきた、ボロボロのもはや呪物と言える本でした)

全然役に立たなかったのですが、
首◯◯が一番良いということだけは学べました。

失われた大学生活という青春の

かつての同級生、そして自分が好きだった娘など
みんな楽しくて充実した大学生活を送ってるだろう頃でした。

一方で彼らの何倍も努力した僕が
地獄のような大学生活を送り、
何とか充実させたいという思いで
ゲーム仲間を作って過ごしていました。

本当に尋常ではない劣等感で
よく生き抜いてこれたなと思います。

次回の記事では
更に精神崩壊を起こすきっかけになった
浪人時代に好きだった子をネットで調べた結果について書こうと思います

つづく


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