風邪をひきたくない
やばい。風邪をひいたかもしれない。
唾やものを飲みこむときに、喉の奥にちょっとしたつっかえを感じる。これから痛くなる予兆に違いない。
我が家では、数週間前に息子に始まった風邪が、まず娘にうつった。昨日、夫が「ちょっと喉が痛いな」と言い始めたとき、わたしは「大丈夫?」といたわりつつも、このじわじわと迫りくる連鎖から逃げ切れるだろうかと考えていた。
子ども発、大人着でバトンを回す風邪の季節がやってきたようだ。
今日の午後、ごろんとソファに横になった娘の顔を触ったら、いつもよりちょっとぬくい気がした。あれ?と思って体温を測ってみると、39度あった。
驚くわたしをよそに、本人はケロリとしている。さっきまで、いつもと変わらぬ調子で自転車をこいでたよね。
「しんどくないの?」
と聞くと、首を横に振りながら、ちょっと疲れたけど、とだけ言う。
大人だったら、こんな高熱があったら、外で自転車に乗ろうなんて気にならないはず。子どもの熱って、大人のそれとはちょっと体感が違うような気がする。
今夜は家族みんなで早く寝て、予防あるいは早期回復を図ることにします。おやすみなさい。
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