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アメリカの便利なところ、不便なところ
わたしはアメリカに住んでいます。
当たり前ですが、外国に住んでいると、日本とは違うことが生活のあちこちにあります。便利なところもあれば、不便なところもあります。
言い始めるといろいろ出てくるのですが、時間の都合もあり、直観に頼って一つずつ紹介します。
便利なところ
ずばり、自宅から手紙を投函できることです。
これを書きたくて、今日のこのタイトルを思いついたようなものです。
地域による違いがあるかもしれませんが、わたしの住んでいる地域では、手紙を投函するとき、わざわざ郵便局やポストまで行く必要がありません。自宅から投函できます。
どういうことかというと、自宅の郵便受けがポストがわりになるのです。
投函したい郵便物がある場合は、自分の郵便受けに入れておきます。郵便受けにはフラッグがついていて、そのフラッグを上げておきます。すると、配達員さんが郵便物の配達に来てくれたときに、投函物を持ち帰ってくれるというわけです。
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(写真の引用元:https://www.wayfair.com/)
まあ、いまの時代、手紙を出す機会もそう頻繁にはありませんが、クリスマスカードのシーズンなんかはこの機能は便利だなあとしみじみ思います。
不便なところ
いちいち単位が違うところです。
これは、本当に勘弁してほしいです。不便さには慣れてきたものの、いまだにいろんな場面で単位換算アプリが手放せません。
例えば、長さ。
アメリカでは、場面に応じて、インチ(inch)、フット(foot)/フィート(feet)、ヤード(yard)、マイル(mile)を使い分けます。
靴のサイズ、家具のサイズなどはインチを、身長ならインチとフット/フィートを混ぜて使います。山の高さはフット/フィートだし、プールの長さやゴルフ・アメフトなどの競技で使うのはヤード、距離をはかるときはマイルです。
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世界のスタンダードはメートル法でしょ?今からでも遅くないので、切り替えてほしい。
次に、重さを測るときは、オンス(ounce)とポンド(pound)を使います。グラム単位で測るような軽いものはオンスで、それ以上はポンドで。
ポンドは日常的によく使います。スーパーで肉や野菜の量り売りで使う単位はこのポンドです。1ポンド=453.59グラムですが、頭の中ではだいたい500グラムで計算します。
オンスとポンドは、わたしたちに馴染みの10進法ではなく、16進法です。なので、16オンス=1ポンドです。さらによくわからないのが、オンスは重さだけでなく容量としても使われていること。どういうこと?って思いますよね。もう説明する気力がないので深入りしません。
それから温度。日本は摂氏(°C)ですが、アメリカでは華氏(°F)を使います。
どんな感じかというと、冬の日に20度くらいまで下がると、一見快適な雰囲気が漂いますが、実はとても寒いです(−6°C)。夏の猛暑には100度くらいまで上がってぎょっとしますが、これは想像どおりうだるような暑さです(38°C)。
また、日本のレシピを見ながら料理をするときも、オーブンの温度が出てきたら華氏に変換します。体温を測るときも、平熱は97~98度くらい、100度を超えたら学校はお休みしましょう、という感じです。
◇
外国に住むということは、こういうことですね。便利を享受する面もあれば、不便をなんとかやり過ごすという面もあります。まあ、そんなこんなも、いまやnoteのネタの一つですが。
(おわり)