おもしろい回答をご紹介しますー国際カップルへの30の質問
先日、国際カップルの日常を聞く30の質問を、アメリカ在住のののこさんと一緒に作りました。
わたしは、アメリカ人と結婚していて、異文化での生活についてよくnoteに書いているのですが、みなさんの日常も聞いてみたいなと思ったのがきっかけです。
早速答えて記事にしてくださった方々がいて、嬉しい限りです。参加してくださった皆さん、ありがとうございます!
皆さんの回答を振り返りながら、いろんな意味でおもしろいと感じた答えをピックアップしてみます。
国際カップルの方も、そうでない方も、ちょっとのぞいていってもらえたら!
ののこさん
アメリカ在住、旦那さまがアメリカ人ということで、共感できることがたくさんありました。
例えば、旦那さまから、相づちが多すぎると指摘されることや、夏場のエアコンの温度設定が低すぎて困ることなど。
わかります。うちも同じです。
でも、特に笑ってしまったのはこちら。
ありますねー。うちの夫も、微妙なものを食べさせられたときには、決まって、”interesting” と言います。最初のころ、味がおもしろいってどういうこと?と思っていたのですが、そのうち理解しました。
これは、なんて言えばいいか困ったときの便利ワードなんだな、と。
というわけで、お二人の会話シーンがまるでデジャヴのようで、それこそおもしろかったです。
槙 maki さん
フランス人の旦那さまと結婚し、フランス在住の槙makiさん。
回答の随所に、フランスの香りが漂っています。
こういうところに、顕著にお国柄が出ますよね。わたしがアメリカでお気に入りのベーカリーも、本店はフランスだもんなあ。クレープ、ガレットも日常的に食べるんでしょうか。想像が膨らみます。
それにしても、パートナーの国籍によって、その後の食生活がずいぶん違うものになるものですね。考えてみれば当たり前ですが、そんなことに思いを馳せてしまいました。
ちょっと気になった回答がこちら。これ、うちの夫もするんですよね。以前、これに似たエピソードを記事に書いたことがあるのですが、「うちも同じ!」という国際カップルのコメントいくつかいただいたのを思い出しました。
わたしは単に、夫の個人的な感覚に由来する問題だと思っていたのですが、もしかしてタオルやスポンジを用途ごとに分けたがるのは日本人の特質なんでしょうか(もちろん人によるでしょうけど)。
Kanaさん
婚約中のオランダ人の彼と遠距離中というKanaさん。
毎日が異文化体験になるのが、国際カップルのおもしろさだとわたしも思います。
でも、日本人の自転車の乗り方が危険すぎるとは、どういうことなんでしょう。道に自転車用レーンがないとか?Kanaさん、また教えてくださいー。
これは、よくわかります。本当にそのとおりです。
大人になってから住む国を変えるというのは、自分で選んだ道だということを差し引いても大変なことです。言葉も文化も違うところで、新しいことを知り、吸収し、必要に応じてそれまでの自分を変えながら、そこに適応して、根を張って生きていくということです。
そして、パートナーや周りの人がどんなに支えてくれても、最後は自分でなんとかするしかない部分がある。それが、Kanaさんの指摘している、忍耐力と行動力と自立心じゃないかなあと、読みながら考えました。
yahoiさん
yahoiさんは、アメリカ人のパートナーとアメリカに住んでおられます。
yahoiさんの回答で印象的だったのは、圧倒的にここです。
お二人とも、お互いの違いをそのまま受け入れておられます。潔いとすら感じます。ほかの質問の回答にも、「お互いの素を受け入れ、尊重する」との言葉がありました。
これを実践するには、多少なことでは動じない大きな心と、相手をすっぽり許容するだけの寛容さと、心の余裕と…あとなにが必要なんだろう?
わたしもいつかこの境地に達することができるんだろうか……。ちょっと考えこんじゃいました。
記事全体に貫かれている、迷いのないきっぱりとした言葉が素敵です。カッコいいです。
この質問に回答してみたい!という方がいらっしゃったら、ぜひ参加してみてくださいね。
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