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㹨川、四歩、五歩五歩
この間、コンクリートに囲まれた川を岩、土などを入れ、生き還らせたはなしを書いたけど、二枚の写真を載せておく
使用前、使用後じゃないけど、蘆を刈ったので岩、石、土がよく見える、そして刈り取る前のも載せておく
誰が偉かったのか知らないけど、本当に多くの人が散歩をランニングをたのしんでいる
これを作ったぞなんて云う記念碑も無いのが、心地よい
ただ沿川に訳のわからないオブジェと云うのか、銅像も含め意味がわからないのがある
親戚の叔母が言っていた事をふと思い出すことがある
お寺さんや神社での、寄附金などを記したものが石に刻んであるのを見た時に、吐き捨てる様に、あんなのは、木で充分って言ってた
聴いてた時は、あまり意味がわからなかったけど、石にきざんでいていつまで残す気かと云うことだろう
この村で一番だ二番だと、誰それに負けた、勝った、10万円に千円だけ足して、他人様より一段上に刻んでもらってる人もいる
こんな、くだらない思いとも言えるし、いや人によっては、許せない思いをしているのだろうけど、叔母は、石に刻むことを嫌いだと言ったのだろう、木なら、10年もすると墨が見えなくなり、20年もすると、次の大修理が始まる
石に刻むことの愚かさとも言えるし、また、何十年も経ってしまって、忘れ去られたご先祖様との会話の糸口、家の栄枯盛衰に思いを馳せ、人の性に気づかせてくれるものでもあるのだろう
こんなことを考えるのも、㹨川の川辺をゆったり散歩できているからか
有り難い、有り難い
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