空腹に慣れてオートファジーを取り入れるための時間稼ぎ
ごはんしっかり食べれてますか？ この問い、意外と難しいかもしれません。「しっかり」とはどういうことでしょうか。現代社会では、空腹を感じる瞬間が少なくなり、食事のリズムが乱れがちです。そして、食事のリズムを調整し、空腹に慣れることは、オートファジーという体内の自然な機能を活性化させ、健康に良い影響を与えることが分かっています。今回は、空腹に慣れ、健康的なライフスタイルを築くための時間稼ぎをご紹介します。
オートファジーとは
オートファジーは、細胞が古くなったり、損傷したりした部分を自己分解・再利用するプロセスです。この働きが活発になるのは、空腹状態が続くときです。特に16時間以上の断食期間が有効で、体内の不要な物質が分解され、新しいエネルギー源として利用されるとされています。このプロセスは、健康的な細胞の維持に寄与し、老化防止や免疫力向上など、さまざまなメリットが期待されています。
16時間以上の空腹期間を１日のうちに確保するのがポイントですね。逆に言えば食事する時間を１日のうち８時間以内に収める必要があります。昼（12時）と夜（19時）というスタイルをよく見かける気がします。
平日の朝食を大切にし、週末だけ調整するライフスタイル
わたし自身が実践しているのは、平日は朝６時、昼13時に食事して、夕食を摂らないことで16時間を確保するスタイルです。朝食の是非については、これはこれで興味深いテーマなのでまたいずれ記事にしたいと思いますが、個人的には朝食をしっかり摂ってエネルギーを補給するのが心身のパフォーマンスも良いですね。たぶん個人差のあるところなのでいろんなパターンを試してみることが大事なのでしょう。
平日は夕食を食べませんが、週末には人と会うことが多いのでランチやディナーを一緒にという機会も増えます。そこで週末だけは朝食をスキップして昼食と夕食を楽しむようにしています。平日から週末にかけて、24時間近い空腹期間が発生することになりますが、普段から空腹に慣れるとさほど苦にはなりません。というより苦だと感じるのならば、時間を短くするなど調整すべきですね。このライフスタイルのポイントは、無理なく、心地よく空腹に慣れることです。
空腹に慣れるための時間稼ぎ
空腹を感じたときにすぐに食べ物に手を伸ばさず、時間を稼ぐための具体的な方法を以下に紹介します。
水やお茶を飲む
断食といっても水分補給は大切です。水やハーブティーをゆっくり飲むことで、胃が満たされ、空腹感を和らげることができます。特に温かい飲み物は、体をリラックスさせる効果もあり、空腹感を忘れるのに役立ちます。どんな種類の飲料までOKとするかについては流派がありますが、わたしは水と茶、ストレートのコーヒーや紅茶までという感じです。呼吸法を活用する
深い呼吸を意識的に行うことで、空腹によるストレスを軽減します。特に、腹式呼吸は副交感神経を刺激し、リラックス効果が高まります。空腹感が高まったら、5分間の呼吸法を試してみてください。軽いストレッチや運動
空腹を感じたときに、軽いストレッチや散歩を行うことで、気分転換が図れます。体を動かすことで、血糖値の低下による空腹感が抑えられ、時間が経つのを早く感じることができます。集中力を使うタスクに取り組む
空腹を忘れるために、集中力を要する作業に取り組むのも一つの方法です。仕事や趣味など、没頭できる活動を行うことで、空腹感に意識を向ける時間を減らすことができます。音楽や瞑想を取り入れる
静かな環境で好きな音楽を聴いたり、短時間の瞑想を行うことで、心を落ち着け、空腹感をコントロールできます。特に、瞑想はオートファジーの効果を高めるための良いパートナーです。
以上のような時間稼ぎを取り入れることで、オートファジーを効果的に活用しながら、無理なく空腹に慣れることが可能です。平日は朝食をしっかりとり、週末に少し食事のタイミングを調整することで、身体のリズムを整え、健康を維持することができていますが、あくまで私自身の１例です。無理なダイエットは続きませんし心身を壊してしまいます。あくまで時間とお金を稼ぎつつ人生を楽しむという目的を忘れないでくださいね。
というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう！