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溜飲が下がったときにすべき時間稼ぎ7選
おはようございます! 「時は金なり、とも稼ぎ」根太幸吉です。
「溜飲が下がる」って気持ち良いですよね。自分の意見が通ったり、相手が間違いを認めたりしたときの達成感は大きなもので、スカッとする瞬間でもあります。しかし、そのスカッとした瞬間には、自己満足や優越感が潜んでいることが多く、感情に流されて判断を誤るリスクも少なくありません。今回は、溜飲が下がった瞬間や、溜飲を下げたくて余計なことを言いそうになったときにこそ立ち止まり、冷静さを保つための「時間稼ぎ」の方法を紹介します。
1. 深呼吸して感情の波を穏やかにする
まず、感情が高ぶったときに一番簡単で効果的な方法は「深呼吸」です。スカッとした気持ちのまま行動すると、後から振り返って反省することが多いものです。ここでゆっくりと深呼吸し、心を落ち着けることで、浮き足立った気持ちが和らぎます。深呼吸をしながら、「今の自分はなぜこんなに気持ちが高揚しているのか?」と問いかけると、自分の感情が持つ本質に気付けることもあります。
2. 過去の失敗例を思い出す
溜飲が下がっている瞬間は、過去に似たような状況で失敗した例を思い出すチャンスです。たとえば、以前に誰かとの議論で自分が正しいと確信していたが、後で考えが浅かったことに気づいた経験があれば、それを思い出すことで冷静さを取り戻せます。「あのときもスカッとしたけど、後から反省したな」と思えば、過信を避け、慎重な判断ができるでしょう。
3. 言葉を飲み込み、次の発言までに数分待つ
気持ちが高ぶると、すぐに言葉を発して相手に何かを伝えたくなるものです。しかし、ここであえてその言葉を飲み込み、数分だけ待ってみましょう。頭の中で一度、その発言をしてみて、相手がどう感じるかや、後々の関係性にどんな影響を与えるかを想像してみるのです。冷静になれたとき、出そうとしていた言葉が適切かどうか判断しやすくなります。
4. 一歩下がって第三者の視点で考える
感情的になったときは、物事を客観視するのが難しくなります。こうした場面では、意識的に自分を第三者の視点に置き換えてみましょう。「他の人がこの場面を見ていたら、自分はどう映るだろうか?」と問いかけることで、行動を冷静に見直せるきっかけになります。あえて第三者の視点を持つことで、自分の感情に流されずに判断するための時間を稼ぐことができます。
5. 紙に感情を書き出して分析する
溜飲が下がっているときの気持ちは、文字にすると意外と整理できるものです。紙に「なぜ自分はこんなにスカッとしたのか」「その気持ちはどこから来たのか」を書き出してみましょう。書くことで感情が視覚化され、冷静に自分の状況を見つめることができます。感情を書き出すことは、無意識に抱えていた思い込みや偏見に気づくきっかけにもなります。
6. 溜飲が下がった後に、周囲の反応を観察する
人は感情が高ぶっているとき、自分の気持ちが正しいと思いがちです。しかし、その時点で一歩引き、周囲がどのように反応しているかを観察することで、自己満足のリスクを減らせます。他人の表情や仕草、言葉をよく観察し、「本当に自分の考えが正当なのか?」と考え直すことができます。こうすることで、自分の判断を見直す時間稼ぎができ、より理性的な行動に導けるでしょう。
7. 「明日も同じ感情を持てるか?」と考える
最後に、「この気持ちは明日も続くか?」と自分に問いかけてみましょう。今感じているスカッとした気持ちが、冷静になっても変わらない確信から来ているのか、一時的な感情に過ぎないのかを確認するためです。もし「明日には冷めているかも」と思ったなら、その感情に基づいた行動は控えた方が賢明です。
溜飲が下がる・溜飲を下げるのは間違いなく快感ですが、感情が判断を曇らせるリスクを伴っています。こうしたときにこそ冷静さを保ち、慎重に行動するための時間稼ぎが重要です。感情に流されずに一歩引いて、冷静に自分を見つめ直すことで、後悔の少ない判断ができるようになるでしょう。
というとこで、幸吉でした。
今日もご安全に、時間とお金をともに稼いでいきましょう!