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ズルして機械翻訳機を使ってみた。

こんばんは。
長陽の節句が過ぎたのにまだまだ暑さが続きますね。
今夜もお月さま🌙がきれいです。

前にちょろっと書いたことあるかもしれませんが。
実は、翻訳の仕事に就きたく、目下勉強中なんです。
今回は、その勉強について書きたいと思います。

翻訳といえども、業種がたくさんあって、「何の」翻訳をやりたいかで勉強法が少しずつ変わってくると思います。
実務翻訳、薬事翻訳、IT翻訳、出版翻訳、などなど。
さまざまありますが、私は「アート翻訳」を目指しています。
まず、翻訳とは何たるか、ということで、基礎レッスンを受けました。
(あ、私の場合は、仕事と親の介護の同時進行だったので、通信教育でした)
それまで自信のあった英語も、もうコテンパンに打ちのめされ、かなり挫折しかけました。
が、「やる」と決めた以上は、そうヘコタレてもいられない。
基礎レッスンが終了した頃、母親が他界したので、そちらに時間やらなんやら奪われ、しばらく勉強できませんでした。
やっと落ち着いたので、復習しながら今度は「アート翻訳」の講座を受講しました。
もともとアート(芸術系)には興味があって、いずれは国内外を問わず文化に触れる仕事がしたい、という気持ちが消えずにあったので、「ちょっとこの講座受けるの早いかな?」と思いましたが、思い切って受けてみました。
まず、英語の理解度はもう論外。
「芸術」にどれだけ詳しいか、日本語の「語彙」がどれだけ豊富か、ということを思い知らされました。
そして、やたらと動画で言っていた「パンクチュエーション(句読法)」の必要性(理解度)。


これ、マズい、わからない…



結局、必死で勉強したものの、6か月という講座猶予期間に間に合わず、途中終了してしまいました。
3問添削問題があったんですが、その内の1問で、どうしても訳せない文があったんです。
オノレの文法力や語彙力、読解力、『ロイヤル英文法』をフル回転しても何をしてもわからなかった文が…
で、そこで、ズルして機械翻訳機をちょこっと使いました。
DeepLではなく、Google翻訳で。
で、簡単に答えが出て、私が難しく考えすぎていたのがわかりました。
しかし、添削されて戻ってきた解答は…


文法力はありますが、語彙力・表現力が欠けています。もう少し表現力を身につけてください。


でした。
そりゃそうだよね。
「訳」は出来ても「表現」は出来ない。
結局、アート翻訳に限っていえば、機械翻訳は役に立たない、ということがわかりました。
そして、私自身、まだ専門的な翻訳を学ぶのは早すぎた、ということもわかりました。
それから、しばらくはさまざまな展覧会へ足を運び、「五感」を使って表現力を養っています。
解説も最近は英訳されているものも多くなってきているので、それをしっかり読んで勉強しています。

機械翻訳を使用して翻訳をする分野もあるかと思いますが、感情表現をするのにはまだまだ機械では無理なのかな。
いずれ将来、AIも発達するでしょうから、それらも可能となるのでしょうが、まだしばらくはAIでは出来ない翻訳がある、ということも理解しておく必要があると思います。
まあ、私の願望でもありますが、翻訳はやはり「ヒト」がする作業だと思います。
AIに奪われたくないなぁ…

月泉

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