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立ち会い出産できる気がしないって話

「立ち会い出産を旦那さんに打診したけれど断られた」等々、
立ち会い出産絡みのトラブル?不満?なんかを目にする度に、
ピアスホールを開けることに抵抗を感じるレベルで“血”が苦手な人間としては、
そりゃそうやろとしか思いません。
「立ち会い出産したい!」「いいよ」って人もいれば、
「絶対ムリ!」って人も、そりゃぁいるでしょうよと。

こっちはその“血”まみれになって、命がけで産んでんだよ!
と思われるかもしれませんが、
そりゃ当の本人は平気というか、アドレナリンも出まくってるでしょうし、
トラウマになるレベルで、詳細に脳裏に焼き付くようなことはないんじゃないって。

とか言っておいて、自分自身、出産経験はないですし、
そもそも「子供いなくてもいいかな」ではなくて、
生育過程諸々の影響によって、「絶対子供は産みたくない」と思っている身なので、
今後出産を経験する可能性も限りなく0に等しいのであって、
そんな奴がこんなこと言ってんなよと思われるかもしれませんが。


それでも出産シーンって、
やっぱり人によっちゃぁ、トラウマレベルのものだと思うんですよね。
人生?人間の歴史?において、
物凄く重要な瞬間であることは、頭では理解しているんですけど。

「怖い」とか「血が」とか言っていられるような状態じゃないからこそ、
お母さん本人は乗り越えられるんだろうけれども、
お母さん以外の、いわば外野の人間は、
言葉が悪いですけど、ある程度グロテスクなものに対する耐性のある人、
もしくは医療従事者等々、そのレベルの人たちじゃないと、
なかなかキツイものがあるんじゃなかろうかと思います。
私も無理。貧血になって倒れるか、嘔吐するか、どちらかの未来しか見えません。
日頃から、そういう……なんて言っちゃぁアレですが、
いわゆるスプラッター系とか、そういう映画もめっきり無理!て人にとってみれば、
マジで軽く拷問なんじゃないのかなと思います。

で、これもよくある問題として、
立ち会い出産後のレスってのも、話題に上ることが多いですよね。
これについても、やっぱりグロ耐性のない人間からしてみれば、
そりゃそうよね……としか。
何よりも先ず「痛そう」とか「可哀想」って思いを、抱いちゃうんじゃないかなと思うんですよね。
だって言ったら、古傷に刺激を与えるようなもんですから。


立ち会い出産を希望される方の意見として、
「出産に立ち会うことによって、父親としての自覚を持ってほしい」みたいなのを、よく目にしますが、
超々個人的な意見としては、
父親としての自覚と、出産に立ち会うこととは、別に相関性はないんじゃないかと。
“出産に立ち会わなかった”程度のことで、父親としての自覚が芽生えないのなら、
そんな人間は立ち会い出産を経てようが、自覚なんて持たないんじゃないのと。
逆に言えば、しっかり父親としての自覚を持たれてる方は、
立ち会い出産経験の有無に関わらず、当事者意識を持てる方なんだろうと思いますし。
「酔って悪人になるわけじゃない」ってのと、同じように思います。
単に“お酒”ていう一つの物事によって、その人の本性が露呈しただけっていう。

取り敢えず心底ニガテな人間にとっては、
立ち会い出産はマジで、トラウマ級にハードルの高いものだと思いますって話です。

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