「変えたい」の力はマイナス

現実が上手くいっていない時、現状を変えたい、自分を変えたいと思い、「変えるため」に努力をするけれど、それは逆効果です。

何故なら、変えたいという思考は今を否定しているから。

現状の状態を受け入れずに、否定しながら状況を変えようとする時は大抵変わらないどころか、逆に上手くいかない現実が続くことになります。

例えば、仕事でいつも嫌な人が現れる。そういう時に、嫌な人が現れる現実を変えようとして、仕事自体を変えようとしたり、自分の振る舞いがいけないんだと自己否定をして自分を変えようとしたりすることは逆効果です。

どちらも現状を無理矢理変えるために、仕事や自分を変えようとするけれど、確実にまた同じ状況に陥ります。

「変える」ための努力ではなく、まずは現状を「受け入れる」努力をしてみることが効果的です。

「嫌な人がいる」という現実を受け入れる
「ダメな自分」を受け入れる。

まずはこの状況に争わずに、自分の中で受け入れて、そんな状況を許せるように、自分の思考を整えていくことが必要です。

まずは、ありのままに状況を受け止めて、自分自身を許す、相手を許す。
そして、その状況も全ては自分自身が作っていたんだと腑に落ちた時に少しずつ現実も変わっていきます。

争わずに、許す。
この感覚を大事にしてみてください。

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