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囲碁将棋の情熱スリーポイント2024年末イベントにご参加いただきありがとうございました!

明けましておめでとうございます。
プロデューサーの横田です。

遅ればせながらではございますが
「情熱アワード2024」「囲碁将棋の情熱スリーポイント展 ~凝固~」が無事終了いたしました。
多くの皆様にご来場いただき、改めて心より感謝申し上げます。

また、初の「番組展」という試みを実現していくにあたり、始めは勇んで風呂敷を広げ、ギリギリまでどうすればより良いものになるか悩み、あれが足りない、これはどうなっているんだ?!といっただらしないハプニングもありつつ、それでも、たくさんの方の力と熱量に支えられ、なんとか開催を迎えることができました。この場を借りて、スタッフ・関係者の皆様に深くお礼申し上げます。

情熱アワード2024

番組展スタートの前日である12月24日には、新宿マルイ本館3階のSTUDIO01にて「情熱アワード2024」を開催いたしました。
番組恒例の年間MVPメールの発表に加え、実は番組としては珍しい振り返りトークや、初のクイズ企画「情熱スリー知識王」そして、クリスマスならではのサプライズも飛び出し、ど平日のクリスマスにもかかわらず大いに盛り上げていただきありがとうございました。

文田賞
根建賞
情熱スリー知識王の問題を実際に解く囲碁将棋さん
ベストメール賞の発表

ラストの演出は、収録前に囲碁将棋さんを含めた打ち合わせの際、イベントのエンディングはクリスマスなのでサンタさんが来るとか〜という軽いスタッフの一言から派生したものです。
結果、プレゼントとしてコンドームをばら撒きに来たサンタさんの正体が実はあの人…?というものに落ち着きましたが、終演後は片付けも不要なほど綺麗な状態で撤収作業を始めることができ、マルイさんにも怒られずに無事帰宅することができました。ありがとうございます。
今回は会場・日程の関係上、小規模となってしまいましたが、今年は5周年イヤーということでまた多くの方に楽しんでいただけるものを考えておりますので続報をお待ちください!
(アンケートにもいろいろなアイディアをご記載いただきありがとうございます!)


囲碁将棋の情熱スリーポイント展 ~凝固~

2024年12月25日から28日まで、新宿マルイ本館8階にて開催された本展示会ですが、実は、当初、毎年と同じようにどこか会場を借りてシンプルに情熱アワードだけを行う予定で考えておりました。
しかし、GERA側で抑えていた+抑えられる会場と囲碁将棋さんのスケジュールがなかなか合わず、とはいえ毎年楽しみにしてくださっているシューターさんのためにも、昨年までとは少し違った形でも表彰企画やシューターさんを巻き込んで楽しめる企画ができないかと悩んでいた時に、一代替案として挙げていたものでした。

一番最初の相談用企画書(他にもまねきねこのイベントスペースを使った企画などを記載してました)

いろいろな角度から考えてみたものの、正直なところ、どの案も実現できるのかは見当もついておりません(いつもの見切り発車です)。
まずは「お二人にとって面白いと思ってもらえる切り口はどれなのか」を探るため、取り急ぎ相談を持ちかけました。その結果、「ギャラリー形式の企画がいいのではないか」という話になりました。

そして、ちょうどその頃、「ママタルトのラジオ母ちゃん」から派生した展示企画「大鶴肥満の摩訶不思議展」の制作をお願いしていた株式会社Meetsさんにこちらの制作もお願いできないかと相談してみたところ、是非とのお返事をいただき、併せてご依頼することになりました。

この話が持ち上がったのがふつうのネタライブの2週間前。そこから会場探しや内容の選定などが始まりました。

コンセプト決め

囲碁将棋さん、立川さん、松原さんから色々と案をいただきつつ、ここはすんなり「いつもは耳だけで楽しんでいただいている番組を五感で体感できる空間にしていく」というものに決まりました。そして、その濃密な純度100%の空間を一言でぎゅっと表すタイトルが良さそう、となり、結果「凝固」という展示名に決まりました。

他にも色々ありました①
他にも色々ありました②

そして、メインビジュアルもタイトルに則り、番組の要素を”凝固”させたものを作成しました。

デザイナーさんへの依頼内容

展示の中身について

このようにして展示のガワを作っていきつつ、並行して中身も作っていきます。
展示内容に関しても作家陣からいろいろなアイディアをもらいつつ、優先順位を決め、できること、できないことを仕分けて実現可能な形に落とし込み、会場全体の構成を練っていきました。

ちなみに、オープニングのタイトルコールの演出はXでも投稿した通り、文田さんの要望を取り入れたものです。
囲碁将棋さんにオープニングの演出で動画を流すということを話した際、文田さんがお子さんと一緒にある展示会に訪れた際に、オープニング演出で無理やりコールアンドレスポンスをさせられたという話が飛び出し、それをシューターさんにも味わってほしいということからあのような演出になりました。
文田さん的にはノリノリな空間が作りたかったわけではなく、スタッフが嫌々やっててもいいし、お客さんが棒読みで気まずそうにコールしているのがいい、というお話だったのですが、展示スタッフの方もしっかりと仕事を全うしていただき、9割型のお客様にはタイトルコールをしていただくことができました。(1割の方はオープニング映像を見終わった後無言で出ていかれました)
ご協力いただいた皆様ありがとうございます。

また、お気づきの方もいらっしゃったかもしれませんが、
展示のオープニング映像の楽曲は、昨年の年末イベント「囲碁将棋の情熱スリーポイント エキシビションマッチ 3 POINT YEARS」のオープニング曲として当初制作したものの、囲碁将棋さんの反応を見て松原さんがボツにした音源を元に再度アレンジして制作していただいたものです。
(こちらのOP動画も後日メンバーシップ向けに公開予定です)

他、細かい演出や実現までの試行錯誤の過程など、すべて書いていくとキリがないのでこの辺に留めておきますが…
振り返ると、結局この何をやって、それをどう会場内に組み込んでいくか確定させるまでの作業が一番時間がかかり、ギリギリまでベストな形を模索・擦り合わせをし、やり切った!というよりも、なんとか間に合わせたという感覚が正直なところです。
できる限りのことはやった、という思いももちろんありつつ、デザイナーさんとも当日運営しながら「もっとこういうこともできたよね」「これはもっと良くできるよね」という話は尽きることなく……若干の悔しい思いも残っています。

情熱スリー以外でも色々な企画を経験させていただき、その度に思いますが、たくさんアイディアはあっても「やる」「やり切る」というのがなんといっても難しい…。
このイベントに限らず
「そんなことやってお金になるの?」「それで番組が続くの?」「リスク背負ってまでやる企画?」
そんな声もたくさんよぎります。
でも、正直それもやってみないことには何もわかりません。
予算や人員の壁、時間の制約——どれをとっても決して理想的な状況ではなくとも、
私たちが目指しているのは、あくまでも「完璧なイベント・企画」ではなく、「おもしろいと語られ続ける番組」です。
もちろん囲碁将棋さんのトーク、そしてシューターさんのメールはおもしろい。
でも、それを伝えたり、広めたり、気づいてもらうにはスタッフ側の試行錯誤が必要です。
切り抜き動画で伝えられる人もいれば、誰かの口コミや、ネットニュースで気づく人もいる。
そして、そのきっかけとなる内容がトークなのかイベントの演出なのか、ゲストのキャスティングなのか、それもまた人によって様々です。
だからこそ前例にとらわれず、惰性にならないよう、今後もチャレンジを続けていきたいと思っています。

また、今更ここで吐き出すことでもないとは思いつつ…、個人的にはもう少し番組から飛び出した展示にもできたら良かったのかなあ、という思いがずっと頭にあったのが本音です。
例えば、番組で盛り上がったトークやメールの内容をプロの漫画家さんやミュージシャンの方など、有名なアーティストの方にいろんな形で再構築していただき、表現していただくなど…(できるかは置いておいて…)多分大なり小なりやりようは色々あったのかなと。
アンケートやSNSを拝見する限り、シューターの皆さんには喜んでいただけたのかなと思っておりますが、どうしてもそこからの広がりや話題性としては弱く、シューターさんの間だけで話題になって終わりになってしまった感は否めません。
今後はシューターさんの声や熱量にしっかり応えつつ、外にもちゃんと広がるものを作っていきたいなと思っています。
そして、その上で、全国の方にこういったリアルイベントを届けられるようにもしていきたいと思っています。
ただ、予算面の制約がかなりあるのが実情です…。本当にこればっかりは我々の力だけではどうにも解決できず、シューターの皆さんの力がかなり必要です…。
こんなだらしない姿をつらつらと書いておきながら大変申し訳ない話ですが、今後色んな場所でイベントを開催するためにも、ぜひメンバーシップに加入して継続していただけると、皆さんが想像しているよりも大変大きな力になります…!
メンバーシップ限定コンテンツも格段に充実してきておりますので、ぜひこのタイミングでご検討いただけたら大変嬉しく思います。

最後に

毎年番組内でメールを採用させていただいた方のお名前をエンドロールに載せることが恒例になっていたのですが、今回会場や演出の都合上エンディング動画を制作しなかったため、
展示の様子をダイジェストに収めた特別編集版の動画を制作しそちらで掲載させていただく予定です。鋭意製作中ですのでよろしくお願いいたします。
またメンバーシップ限定にはなりますが、
囲碁将棋さんが実際に展示を回られた時の映像も公開いたしますのでこちらも是非お楽しみください。(以下はその映像の一部です)

凝固オブジェの仕掛けに気づくお二人
ネクストう○こを触るお二人
サコを目撃する文田さん

改めまして、ご来場いただいた皆様、そして応援してくださった全ての方々に、心より御礼申し上げます。

来年も再来年も、本番組が誰かに望まれる限り、この「囲碁将棋の情熱スリーポイント」という場所をこれからも作り続けていけたらと思っておりますので、これからも応援のほどよろしくお願いいたします!


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