【第3回:授業に入る前に】好かれなくてもいい!じゃあ、嫌われてもいいの?
こんにちは!
今回の記事でお伝えすることは、タイトルにもある通り以下のことです。
好かれる必要はない。でも嫌われない方がいい!
前回の記事で、教員は生徒や学生に好かれる必要はないことを説明しました。
でも、嫌われるのもマイナスなんです。
えっ、矛盾してない?と思うかもしれませんが、「嫌われていない=普通」と「嫌われている」状態は全く違います。
教員が嫌われるとどうなるか。
学習者が学ぶことをブロックします。
私たち教員も、学生時代おそらく嫌いな先生がいたと思います。その先生の授業って興味を持ちましたか?...私は一切持ちませんでした。
もちろん、最初からその教科に興味があったり好きなことであれば話は別です。
でも、特段興味のない教科で、さらに先生が嫌となれば必然と勉強しなくなりますよね。
やっぱりそれは、生徒や学生にとってマイナスになってしまいます。
では、どうして生徒や学生に嫌われてしまうのか。ここではとりあえず嫌われるパターンを2つに分類します。(授業に入る前の話です)
①自分に原因がない(と思われる)場合
これは仕方がありません。基本的には気にする必要はありません。お互い人間なので、「なんとなく合わない、嫌い、苦手」ということは起こります。(もちろん教員側が嫌いという感情を表してはNGですが)
ただ、本当に自分に原因がないか常に考える必要はありますね。
②自分に原因があり嫌われる場合
もし自分に原因がありそうであれば、出来る限り改善する必要があります。
1. 外見に問題がある
洋服はちゃんと洗濯しているか、臭いは大丈夫か、髪の毛はボサボサじゃないか、爪はちゃんと切っているか etc. 。
この辺は社会人の身嗜みマナーと基本的に同じですね。
高い服を買ったり、高級な美容室に行くわけではないので、短期間で改善出来ます。
2. 発言に問題がある
高圧的、常に感情的、自分の正しいを押し付けるといった行為はやっぱり好かれません。
特にハラスメント発言は絶対にNGです。
会社でもこのような人とは一緒に働きたくないですよね。
また、ハラスメント問題は生徒や学生との信頼関係ができていない最初の時期によく起こります。やっぱり、関係性が薄い時期こそ相手がどう感じているか注意しなければなりません。
3. 行動がだらしない
約束も守らなかったり、毎回違うことを言ったり、いつも遅刻してきたり・・・これは嫌われるというよりも前回書いたように信用されませんよね。。。
こうやって見ると、一般社会で嫌われる人と似ていませんか?
学校だと生徒はまだ子供かもしれませんが、ちゃんと大人と同じような感覚を持っています。
一般社会で嫌がられることは、教室の中でもほぼ同じということです。
そう考えると、「嫌われない」ことはあまり難しくないですよね。
しかも、前回書いたように「好かれる必要はない」となれば、だいぶ楽な気持ちで授業に臨めるのではないでしょうか。
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