How to 就活 自己紹介
就職活動における面接において、避けては通れないものがある。自己紹介だ。
約60秒で自分がどんな人物かを紹介する。このとき、注意しなければいけないことは、面接官に興味を持ってもらえる内容でないといけないということである。
没個性的な自己紹介では、一日に何十人も相手にしているような面接官の注意をひけず、その後のやりとりが「消化面談」になってしまう。
注意を引くときのポイントはズバリ、印象に残る言葉をどれだけ撒き散らせるかだ。
一つのエピソードを詳しく話すのではなく、具体的な単語や数字を用いながら様々なキーワードをポンポンと入れ込んでいく。面接官が思わず質問したくなるように餌を撒くのだ。
内容としては、学校の自分、課外活動の自分、人からの評価、自分の信条やパーソナリティ、こういった項目について話すと良い。
これらについて、受けている企業の業界や職種に応じて、アピールするポイントをある程度調整しながら、自分が相手に知ってもらいたいことを話す。
また、静と動が両方出るようにするのもポイントだ。
落ち着いた感じの人なら、「友達からは、落ち着いているけど、たまにすごく面白いことを言って笑わせてくれると言われています。」などと言って、意外性を出すと、より注目してもらえる。
ここで意識しておきたいのは、自分のことは自分しか伝えられないということである。当たり前だが、これをしっかりと意識することで、自分をどう伝えようかとよく考える姿勢ができる。
そして、そう考え始めると、就活でよく聞く「自己分析」の重要性がよく分かってくるだろう。自分はどんな人間であるかを魅力的に伝えるためには、まず、自分のことをよく分かっている必要がある。
最も大切なことは、事前に頭の中で自分のことを整理しておくということなのである。
コロナの影響で今年や来年の就活はオンラインでの実施が一般的になると思われるが、そんな状況ならではの注意事項もある。
まずは笑顔である。
面接官のパソコンの画面には、あなたの胸より上しか映っていない。自然とその表情の重要度は対面での面接よりも高くなる。緊張していても、しかめっ面にならないようにしたい。
二つ目は、下を見ないということである。
これは、メモを読んでいるのではないかと疑われてしまうからである。自分の言葉で語れない人は信用できない。悪い印象を与えてしまうことは必至である。
以上の2点に注意しながら、自分のことをしっかりと分析し、強味を自分の言葉で話して、コロナ禍の就活を乗り切ろう。