高速道路 120 km/h、30 km/hでときに走りたい
高校時代、自分はとんでもない強迫観念で潰されかかっていた。毎日決まった時間に登校時間がやってきて、学校で日中を過ごし、放課後家へ帰って団欒のひとときを送るその間に、また来る翌日の登校時間に怯える日々だった。決まった曜日に決まった教科の授業を受け、ルーティン化したタスクに向き合っていく。
とりわけ、高3時分にはセンター試験対策の模擬試験が日々立て続けにあるような学校だったから、そのルーティン性は余計に強かった。各設問ごとにシステマチックに配点がなされ、一つ一つのミスが合否の判