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得てして、兄弟や姉妹というものは、親からすると下の子に甘くなる。というか緩くなるところがあって、それは上の子からすると、とても妬ましいことだったりする、らしい。

男三人兄弟の末っ子三男なので、上の子の気持ちはまったくわからないです。

下の子からすると、上の子がうらやましいこともたくさんあります。
代表的なものが写真の量。
僕の育った環境の場合、未就学児の間のアルバムの数が圧倒的に違う。

長男:12冊 次男:6冊 三男(ぼく):3冊

妬まずにいられるだろうか。

ついでに言うと・・・

長男:直宏 次男:隆廣 三男(ぼく)錠士<ジョージ>

もう少し「○○ヒロ」というバリエーションはあったはず。
まあ、これについては特に妬んではいないけど、杉山家三段オチに使われた感は否めない。ちなみにこの名前はばあちゃんが「外人さんが好き」という理由でつけたという。

話を戻します。

一斉休校になって2週間。そもそも家で作業することもたくさんあるし、ご飯も僕が作る我が家においては、子どもたちと一緒に過ごす時間は決して短くない。でも、さすがにこれだけ一緒にいるのはなかなか珍しいことなのです。

確かに夏休みも冬休みも一緒にいるけど、今は自分の仕事が自粛ムードに乗って少なめなので、その時よりも格段長くなるのです。

これを大変だという人もいるでしょう。対応が難しいという人もいるでしょう。

確かにそういう側面もあるだろうけど、文句を言っても何も始まらないので、この機会=チャンスを使って、僕は次女となるべく一緒に過ごしていこうと思っている。

次女との関係は決して悪くないとは思うけど、正直なところ長女との関係とは少し違う。長女が保育園に通っている頃や小学校低学年だった頃はもっともっと一緒にいて、たくさんの時間を過ごしていたと思う。

次女はやけにパパにやさしい。というか、割とご機嫌を取りに来る。

もちろんそういう性格というのもあるんだろうけど、そこに次女との関係にはもう一歩先があるように感じてならない。カップルでもそうだと思うが、最初の内はお互いに相手のことを考えまくって、そのうち少し肩の力が抜けたり、そこまで相手のことを考えすぎることに疲れたりして、割と平板なやりとりが出来る関係になると感じている。そしてそれには一定の時間がかかる。もっと言うと、どうしようもなくヒマになったり、普通に話すことがなくなった後にこそ、本当に芯をくった話や想いが出てくるものだと思うのです。

今回一斉休校を受けて在宅勤務をしているパパ仲間たちを取材した中で、印象的だったことがあります。

「ヒマって大事ですよね」

口を揃えてそう言うのです。そして僕もそう思っています。

今の子どもたちは本当に忙しそう。やることがない、というタイミングがほとんどないし、やることがなくても、スマホなどがすぐに何かをやらしてくれる。

本当にヒマになったときこそ、考えるし、ぼーっとしている時に頭の中でいろいろなことが整理されるという話も聞いたことがある。

だからこそ。

もうしばらく続きそうな次女との時間で、もう一歩先の関係になること、そしてヒマを楽しむことを一緒に考えていきたいと思う。

今のところあと2,3週間しかないこの時間を楽しみましょ。

最後まで読んでくれてありがとうございます!

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