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旅する建築家の「人生は旅、旅は人生」

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建築家として、これまでの旅についてまとめました。私の建築論でもあります。
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#歴史

【タイで考えてみた】 現代消費シャブ社会を生きる。

前回タイに来たのが1990年代。 そこには「1960年代の日本の風景」があった。 それは「ノスタ…

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【理想の住まい論】 沖縄~米軍住宅。

「理想の住宅」というものについて考えていると、必ず沖縄の米軍住宅にたどり着く。 「戦後の…

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恐怖建築体験記。「イタリア~コモ・後編」

※「前編」 https://note.com/jorge_jorge/n/na02cdcba2593?fbclid=IwAR0jOcAbB9ZnKOuUGvoVJJB

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【街殺し、建築殺し】 沖縄と建築と人類の終わり。

歴史に残る「人類文化の破壊」である沖縄は那覇の「牧志公設市場の再開発」について述べておき…

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旅とロックと映画と。 「イギリス~ブライトン編~」

「トラウマ映画」や「建築映画」など、映画のジャンルは無限にあるが、私が定義した新たなジャ…

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【私的No.1映画】 川島雄三『青べか物語』。

川島雄三監督『青べか物語』。 漁業権を放棄する前の美しい水路と近海漁師の街、浦安を舞台に…

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お金で売っ払った大切なモノとは!?「チェコ、新橋、そしてキューバで考えてみた」

2013年、チェコはブルノへの短期留学の最中、滞在先の寮の隣のバーでチェコ人のブルーカラーの兄ちゃん達とカウンターで盛り上がってたら、同じサマースクールに来ていたヨーロッパ諸国の良家の子女達が蜘蛛の子を散らす様に逃げて行った。 彼らにとって「階級」は「超えてはならない」ものなのです。 ヨーロッパは「縦横」に厳格に階級化され、それは近代後も全く変わっていない(※アーネスト・ゲルナー著『民族とナショナリズム』等を参照されたし)。 私は一切気にせずに、チェコ人のブルーカラー連

【建築とパンクと世紀末】 ウィーンとアドルフ・ロース。

2015年の夏、ウィーンを訪れた。 かのハプスブルク家の帝都であったウィーンの街を一言で表現…

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【究極の住まい論】 メキシコと貧困と人生の幸せ。

恐らく「バブル経済」が弾けたあとの建築についての考え方なのだが、 「社会に開く」とか「地…

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