神保町「ばんび」上野「北欧」「羊香味坊 (ヤンシャンアジボウ)」
前週に引き続き秋葉原近辺をウロウロした。
目的は前回の秋葉原訪問で、ある店の福引券をもらったのだが、実際に福引を回せるのが1週間後だったので日を変えて再訪問する必要があった。
また上野の人気サウナの「北欧」の予約が上手く取れたので、秋葉原近辺で休日を過ごす事にした。
自転車で自宅を出発すると、まずは神保町の「ばんび」で食事を摂った。
夜は居酒屋、昼はカレー屋の二毛作の店だ。
人気のポークカレーを注文したが、大きくて柔らかいポークに、たまご、じゃがいもが入っていた。
じゃがいもがサクサクした食感で心地よかったし、辛めのルーが食欲を高めた。
その後、秋葉原に移動した。予定ではプレステ4が当たるはずだったが、予想に反して3回も抽選を行ったのに全て外れてしまい、生活に不要なステッカーを数枚もらった。
結構余裕をもって家を出たつもりだったのだが、秋葉原で買い物をしているとすぐに時間が経ち、「北欧」の予約の時間が迫ってきた。
そして17:00。上野の北欧に移動。
コロナ以降は完全予約制のサウナ施設となっており、予定日の2日前から予約が取れるのだが、予約開始から30分ぐらいで全ての時間帯が埋まってしまうぐらいに人気だった。
カプセルホテルと聞いていたが、それにしては妙に高級感のあるロビーが印象的だった。
予約していた旨を伝えると脱衣所に入り、着替えて大浴場に足を運んだ。
中は想像以上に広々としていて、上野の雑居ビルの上層階に、こんな空間が広がってるとは誰も想像してしていなかったのではないだろうか。
外気との温度差で湯気でモクモクしていたが、煙の中に洋風なデザインの施設が浮かび上がり神秘的に思えた。
17:30にはアウフグースが行われたのだが、熱波師でもありシンガーソングライターでもあるという方が、自身の曲をyoutubeで流しながら煽いでくれた。
アンビエント調の曲でサウナの雰囲気に合っていたし、香木を使用して匂いを付けたり、他では見ないようなアウフグースだった。
熱波が何度もくると非常に熱くなり、私は途中で抜け出してしまったが、その後に入った水風呂は冷たくて気持ちよかった。
外気浴と内気浴用の椅子があり、外気浴はプールのように広い露天風呂の周りに椅子が置かれていた。
柵があるので風景が見られるわけではないのだが、寝転びベンチで一面に広がる空を眺めるだけでも爽快感があった。
惜しむらくは寒すぎて外に長く滞在できないことだ。また春になったら再訪問したいと思った。
何にしても「北欧」は特別な体験をさせてくれるサウナ施設で、3時間2200円という料金設定も環境を考えると安いぐらいだ。
また予約してでも行きたいと思える魅力的な施設だった。
「北欧」を出ると20時頃に友達と待ち合わせ。最後の目的である「羊香味坊 (ヤンシャンアジボウ)」に行った。
「味坊」は神田に本店がある店で、15年ぐらい前に本店に行ったことがあった。
ただ予約しないと入れないぐらい常に混雑しているのと、酸味強めの味付けが好みじゃなくて行くのを控えていた。
ただ上野に羊肉専門の支店をオープンしたのは気になっており、この日はサウナを予約したついでに「羊香味坊」も予約して友達と行くことにした。
店内は大盛況。大衆居酒屋みたいに人が談笑して盛り上がっていた。
よだれ鶏ならぬ、よだれラムや、じゃがいもとセロリの炒め物、更には白身魚の入った麺料理など、珍しいものを一通り頼んだ。
酒が飲めなくなった私にとってはノンアルコールビールが置かれているのもありがたかった。
美味しかったけれど、個人的な好みとは違うし、予約してまで通いたい店ではないというのが正直な感想だ。
ただ会計も1人3000円ぐらいで安かったし、予約なしでも入れるなら多用していたと思うので良い店なのだろう。
こんな感じで予約した店を回って忙しい1日だったが、色々と行きたかったところに足を運べたので良かった。