無駄だらけの社会保障
読書の秋!おすすめの本をご紹介します。
日本経済新聞社が2020年5月に出したこの本の
はじめに書かれているのは「190兆円」という数字です。
これは政府が示した医療や介護、年金など社会保障給付費の2040年度見通しです。2018年度比で6割も増えていました。増え続ける社会保障費に対し、止まらぬ少子高齢化、働き手は減り続け、現状ではこの制度を維持することは難しいという見解と、ではなぜ政治や行政が前に動かないのかとの疑問が書かれていました。
"この本を社会保障のあるべき姿を探り、自らのことと国の将来を結びつけて議論するきっかけとしていただければ幸いである。"
と作者が述べているように、私たちもこれから真剣に考えていきたいと思いました。
この本は問題点が可視化しやすいデータや日本と海外との比較があり、かなり分かりやすい内容でした。
ぜひ、ご一読されることをおすすめします。