言いにくいことを伝えるときの2つのNG
時には、どうしても伝えなければいけないことってあると思います。
例えば、子どもが他人を傷つけてしまった時、または夢の実現のために克服すべきことを伝える時など、親として、教育者として、言いにくいことを伝える場面が出てきます。
その時のNGは、子どものプライドを傷つけること、指導感を残すこと、です。
みんなの前や他人がいるときに、見せしめ的に強く指導するとプライドを大きく傷つけ、自己肯定感を著しく下げてしまいます。
周りに人がいないところで個別に話をしましょう。
プライドを傷つける指導は、学校、部活、習い事の場面でよく見られる光景ですが、指導された側に残るのは、強い反感のみです。
強い指導に子どもはハイというでしょうが、何も納得していません。
今後も関係が続くと思うので、
自分でどうにかしようと思いすぎず、粘り強く、その人に合った適切な考え方や行動の仕方を一緒に考えていきましょう。
人はそんな簡単に変わりませんので。
無理に変えようとせず、成長するのを見守っていきましょう。
次に指導感を残す、とは…
徹底的に落ち込ませて終わると、
不満をためた子どもは、都合のいいように親や友達に愚痴ります。気がついたら、指導した人が悪者に仕立てられます…その処理が本当に大変です!
指導感を残さず、最後は肯定的な表現を使い、穏やかに終わらせるのです。
ここを克服できたら君は最強だ、成長のいい機会にしていこう、など。
そうすると、子どもはスッキリした顔で相談を終え、後に指導した親からむしろ感謝されます。
未来を担う大切な子ども達の潜在意識に
できない、ダメではなく、
肯定的な種を植えていきましょうね。