ダイヤモンドと黒鉛 ~高橋宏和さんの本より~


高橋宏和さんの著書「量子力学的幸せな生き方大全」で紹介されている、同じ炭素原子Cから構成されているダイヤモンドと黒鉛から、成果を出す方法について知ってもらえたらと思います。

黒鉛は炭素原子がお互い結びついていない(平面構造)なので、とても柔らかく、簡単にポキッと折れてしまう特徴があります。

実はこの構造が「競争」の考え方と類似しており、誰とも協力せず、他人との比較や競争に気を取られると、黒鉛のように自分の心が折れたりすることにも似ています。

一方、ダイヤモンドは非常に硬い物質です。これはダイヤモンドを構成する炭素原子同士が、正四面体構造で、立体的に非常に強固に結合しているためです。

実はこの構造が「共創」の考え方と類似しています。仲間と強く結びつくことにより、ダイヤモンドのように強く輝く個人や集団を作っていくと、成果が出やすいということです。

科学を学ぶと知識だけでなく、より良く生きるヒントが得られます。

競争ではなく、協創!

この視点を大切に、子ども達がよりよく生きるための土台づくりを、これからも進めていきたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!