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長所と短所3 八木仁平さん「世界一やさしい才能の見つけ方」より

こんにちは。今回は、八木仁平さんの著書より、長所と短所の捉え方について、大変分かりやすく、腑に落ちた「ヨット理論」について共有したいと思います。皆さんも、ぜひ読んでみてほしい名著です!

人は誰しも長所と短所があります。自分の長所と短所をどう捉え、どう対処すればいいのか?悩むところですよね。そこで、長所と短所をヨットに例えると分かりやすくなります。

長所はヨットの「帆」の部分で、帆が大きいほど風を受けて、グングン進むことができます。
短所はヨットの「底の穴」の部分で、ほおっておくとだんだん水が中に入ってきて、沈んでしまいます。

長所と短所の対処について、選択肢が3つあるので紹介します。

選択肢1:短所だけをカバーし、長所は現状維持にしておく
→ヨットは沈まないが、帆が大きくならないので、それほど進めない。

選択肢2:長所だけ活かして、短所を無視する
→帆ははっていても穴をふさがないので、いつかは前へ進めなくなり、沈んでしまう…

選択肢3:長所を生かしながら、短所をカバーする
→ヨットが力強く前進しつつ、穴もふさぐので、大きく前進することができる。
 
つまり、選択肢3が持続的にヨットを進めることができる方法、すなわち、成長し続ける方法ということです。
次に、長所と短所どちらを先に克服すればいいのでしょうか?
八木仁平さんは、「長所を生かすのが先、短所をカバーするのは後」と伝えています。私もその考えに大いに共感しています!

理由は「拡張形成理論」という考え方があり、長所を伸ばすことで成果が出やすく、ポジティブな感情を持てるので、視野が広がり、問題解決能力が高まるとされているとされています。

この「拡張形成理論」の考え方を、子どもの教育の参考にしてもらえると嬉しいです。

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