強運になるには⁉︎ 〜高橋宏和さんに学ぶ〜

量子力学コーチの高橋宏和さんは、著書「強運の方程式」の中で、強運を引き寄せる方法について書かれていたので、共有したいと思います。

まず、運には3つあり、それぞれ次のような意味を持っています。

「不運」…思いもよらない悪いことを引き寄せる
「幸運」…思った通りの良いことを引き寄せる
「強運」…思いもよらない良いことを引き寄せる

3つのうち、どれか1つにしか当てはまらないことはないと思います。「不運なときもあれば幸運なときもある」という感じだと思います。

また、運は変化するものです。仮に今皆さんが「どちらかというと7:2:1で不運寄りだ」と思っていたとしても、そのバランスは変えられるということです。

できるだけ強運であり続けるための考え方と方法論をお伝えします。

運を上げるための方法は、「隠徳を積む」ことです。「隠徳あれば、陽報あり」ということわざを知っているでしょうか。
これは、人は見えない所で善行を積むことができれば、巡り巡ってよい事が返ってくるという意味です。

隠徳とは、人に知らせず密かにする徳行のことです。一方、陽徳とは、人にあらわにされて喜ばれる徳行です。2つの徳行のうち、より大事なのは隠徳です。なぜなら、表沙汰にすることなく陰でこっそり徳を積むことで、それを見ている神様から愛され、応援され、結果的に強運になっていくからです。

メジャーリーガーの大谷翔平選手。今や世界的大スターですが、それ以外にも紳士的な対応や、ファンへの丁寧なサービスなど人柄の良さでも知られています。そんな大谷選手のエピソードで注目したいのが、「グラウンドのゴミ拾い」です。日本のプロ野球チームの先輩がベンチ前のゴミを拾った姿を見て感動し、その行動を真似て始めたそうです。さらに、大谷選手はグラウンド以外でのごみ拾いはすでに行っていて、これは高校生のときから続けていると思われることです。

大谷選手が高校一年生のときに書いたマンダラチャート(上図参照)の中で、項目の一つに「運」が入っていて、運を上げる行動を8つに細分化したところには、「ゴミ拾い」の項目が入っていました。

大谷選手のゴミ拾いは、隠徳の1つです。もちろん、それが現在の成功の要因のすべてだというつもりはありませんが、大谷選手が心掛けていることの中に「運」があり、その行動に「ゴミ拾い」があったのはとても興味深いです。他にも隠徳には、誰も見ていないところでトイレ掃除、寄付、先祖のお墓を綺麗にする、などがあります。これら以外にも「人に知らせず密かにする善行」であれば、陰徳ですので、皆さんが思いついた行動も追加して、取り組んでみるのもいいでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!