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事務所を移転と思うこと2021
鳥取で”地域×外部人材”のプロジェクトを生んでいるゲンヨウです。”農村×大学生”だったり”中小企業×副業人材”だったりします。
この4月に拠点を鳥取駅前へ移しました。
1.新しい拠点は鳥取駅から徒歩5分
marching bldg.という株式会社まるにわのシェアオフィス空間へ移ります。まるにわは僕も経営参画している街づくり会社で、本業と副業の融合という感じです。入り口からおしゃれな感じ。
カウンターもあって(共用スペース)ここでも作業もできますし、ミニキッチンなので、BARっぽくもできます。NPOの専用スペースはカウンター裏の窓の奥の部屋で、バックオフィスが入ります。僕はコワーキングスペースやカウンターで作業して、コーディネーターの役割も兼ねます。
2.その他関連施設について
本社である鳥取市湖山町南の拠点(通称アジト)は、名前が表すように現在は大学生チームの活動拠点としてフル活用しています。そこはそのまま利用します。また、2020年度から鳥取大学の広報センター1階CDL(コミュニティデザインラボ)という場所のコーディネーターもNPOで務めさせてもらっています。そこを引き続き、弊社コーディネーターがいるような形になります。僕も火曜、木曜はいることが多いです。
今回の移転のキッカケも大学内に場所ができたので、鳥大近くの拠点が3か所になり考えた結果です。
3.鳥大近くの事務所の思い出
もともと大学生のプロジェクトが多かったので、拠点は鳥取大学近く(鳥取市湖山町北1丁目)に”鳥取情報市場”という名前で設けていました。2008年の法人化のタイミングでスタッフも雇用することになり、本社所在地でもある湖山南の物件(現在は大学生チームの活動拠点)とは別の場所に、地元企業さんの声掛けもあって入ることとなりました。
”鳥取情報市場”という名前が表すように、大学生向けのコンシェルジュのような場所というコンセプトで情報を渡せるオフラインの場所として開設。漫画コーナーを作ってみたり、雑誌を置いてみたりと、いろいろ工夫したのが懐かしいです。
結果的に、2012年くらいまではスタッフも増えてちょうどよく執務場所となり、身内で活用するスペースになっていました。
一応、フリーアドレスだったけど、みんな使うところが固定化する(笑)そして僕は書類に囲まれた場所になっていきました(引っ越しの掃除がめちゃ大変だった)。
わが子ですが、子連れ出勤も何度もしてました。赤ちゃんの生まれたスタッフもいたので、途中から土足禁止にしてみたり。子連れ対応、フリーアドレス、リモートワークもOKにしてきたので、だんだんオフィスとして広い面積もいらなくなったのも事実です。
鳥取情報市場の最後のイベントは鳥大の2年生の黒田さんが、昨年なかった入学式などを復活してみようという思いでイベントをやりたいということで使ってもらいました。
準備が終わって人を待つタイミング、詳細な報告は学生人材バンクnoteに寄稿してもらいます。準備を徹夜でやっていて、学祭みたいだったそうです。
そして、数日後には何もなくなりました。ちょっとおしゃれな壁だけ。それはそれでさみしい。13年もいたので長いことお世話になったなぁ。ワールドカップとかプロジェクターで学生たちと見たりしたり。
4.移転の経緯
昨年の4月より“オンライン関係人口未来ラボ”という取り組みをスタートさせていました。移住などの仕事を行うのに移動がしにくい世の中になってしまったことから、ここで何ができるかについて、オンラインを中心に勉強会から始まり、各種実証実験を行ってきました。そこからANAmeetsART“COM”や“とっとりMEGURUラボ”などの地域を超えた連携プロジェクトも実施できました。
オンラインを活用することで、従来よりも濃いつながりづくりの可能性があがることを体感しました。一方で都市部の人から見ると、地域側で丁寧につなぐ人材がいることでプロジェクトの可能性が高くなり結果として良い企画に進化することも見えてきています。
そんな中、鳥取大学内にも関わる場所ができ、弊社の役割も大学生×地域に留まらず、都市部人材×地域や、若手社会人×地域に少しずつ変化してきていました。
そのタイミングで株式会社まるにわが手掛けるmarching bldg.の話の中で、より地域に面白い化学変化を生むためには、僕らがコーディネートを担うという気持ちになり今回の移転となりました。ご縁ですね。
5.僕らが鳥取市の中心部に移ってきた意味
湖山から離れた場所に来たので、鳥取環境大学の学生など、これまでは距離があったため関わりにくかった学生との連携をしたいです。
また、鳥取大学の学生が鳥取の中心市街地に面白がって出現するような動きも考えています。鳥取大学がある湖山という地域は便利なのでなかなか列車で移動することは少ないのですが、街中の方が関われる大人は多くなるので、そこを繋ぐような仕掛けをします。
活動が19年目に入り、卒業生も鳥取県内に残っているものも増えてきました。彼らが仕事の延長線もしくは、個人として取り組みたい事の相談相手になることで結果として、鳥取市の若手社会人の相談の場になれないかと考えています。
そんな形で、いままで以上に“若者×地域”をつなぐ機能として動いていきます。引き続き、よろしくお願いいたします。
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![中川玄洋@NPO法人bankup](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/4080202/profile_15c316d5259cbd5242120d9ab64f64d3.jpg?width=600&crop=1:1,smart)