災害時の寄付先について
鳥取市でNPOを経営するげんようです。能登が雨がすごい事になっています。今日は災害時の寄付先について
1.義援金と支援金
よく思いつくのが義援金です。義援金は被災者に直接届くお金です。赤十字とか自治体などが寄付を集め、被災者に配ります。ふるさと納税制度を活用したものもあります。
配るためにはルールを決めたり時間がかかります。一定期間集まってから、何回かに分けて届ける時もあります。
支援金は被災者を助ける人達への寄付です。ボランティアとして現地に入っているチームだったり、現地の団体だったりします。いま、困っている人達を助けるための資金になります。
2.復旧と復興
災害はテレビでも流されるように、日常が脅かされマイナスの状態になります。電気が止まるとか、道路が壊れる、水が止まるなど。
マイナスの状態から何とか日常を送れるようにすることを復旧とした場合、それ以降を復興と呼びます。
被害から復旧の過程までは、メディアが取り上げやすいですが、大事なのは復興のところもです。特に最近の日本は高齢化や人手不足など地域課題が多い中の復興なので、複雑な状態を乗り越える必要になります。
3.寄付先として推したいのは地元の支援者
そんな中、僕が寄付先として推したいのは地元の支援者です。派手さは無いのでなかなかお金を集めるのが苦手だったりしますが、長い目線や住民に近い目線で取組む点では、他の寄付先や自治体の復興では扱えない部分をサポートします。
今回の能登の大雨では、二つの動きを紹介しておきます。
1.ほくりく未来基金
まずは"ほくりく未来基金"さん、石川のコミュニティ財団で、一月の地震の後も素早い動きで地域にお金を回して支援しています。今回の豪雨災害用のページを作っています。公益財団なので、寄付控除もつきます。
2.能登復興ネットワーク
こちらは一月の地震後に僕も遠隔で関わってる地域コーディネーターのチームです。昨夜、情報共有会議をやりましたが、細かな地域需要と、未来への復興事業の両面で動いています。特に未来を作る目線で取組むのがポイント。状況把握や現場で見つけた課題を人を繋いで解決していきます。ここに予算を投げ込んでます。
ご支援いただければ幸いです。
応援ありがとうございます。サポートいただいたお金は学生の相談の時のカフェ代にします。