ナッジ"nudge"の成果…すごいな (その1)
ナッジでどんなことができるのか?
人間ってよく考えて行動しているようで、実は考えていないらしい。
結局、わかっちゃいるけどできていないってことなんだな。
わたしが一番感動したのが次のテーマ…!
オーケストラの女性演奏家の割合が増加!?
1970年代の後半まで、アメリカの女性演奏家の割合は5%未満であったらしい。今はだいたい半分半分?確かに女性の地位向上の動きはアメリカが先端を走っているとしても、なかなかこの短い間で改革は進まないことが多いと思うのだが…?
それを変えたのがナッジ。
採用試験をブラインドオーディションにしたのだという。
ジェンダーバランスを急激に変えたのが、たった1枚のカーテン!
ウイーンフィルハーモニー管弦楽団では1997年まで女性演奏家は0人であった。ウィーンの方が保守的やってんね?
カーネギーホールは1998年までに女性の演奏家を入れなければ舞台に立たせないと通牒を突き付けたという、先人のアメリカの圧力もあって、ブラインドオーディションを取り入れた結果、現在では19%となったという。
20年あまりでこの進歩すごくないか?
楽団長はかく語りき!
150年の歴史改革!ジェンダーギャップの壁を破ったナッジ。楽団長のこの言葉がなんか嬉しいな!
ジェンダーギャップで泣いたわたし。底辺の生活やったけど、悔しい思いは忘れられへん!
そうか、カーテン1枚か…ナッジか…
妹たちや娘たちの世代に、わたしはどんなナッジを仕掛けられるだろう?
後に続くものたちよ!幸せであれ!
参考資料 Udemy はじめての行動経済学 丹羽亮介講師
ダイヤモンド・オンライン
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