馬券で生きていく

名前はせいちゃん。 都心住みのITエンジニアで奥さんと二人暮らし。気ままで悪くない生…

馬券で生きていく

名前はせいちゃん。 都心住みのITエンジニアで奥さんと二人暮らし。気ままで悪くない生活をしてはいるが「競馬でプロギャンブラーになりたい」という夢を抱き続けているおじさん。初めての馬券はトウカイテイオーのダービー。そろそろ機は熟したのではないだろうか・・

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    週の間に思ったこと、競馬のトピックに対する思考、馬券を買うときのメンタリティなどなど。脳の中をチラ見せ。

  • Result 2023.1月.中山開催中心

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予想方針

もちろん馬券で生きていきたいと思うくらいだから予想力には多少の自信がある。少なくともTV、新聞、YouTube等のメディアで予想を公開している人たちの中で、自分より競馬という競技を理解していると感じる人はいない。(某予想TVは稚拙すぎて笑えるのでバラエティとしては好きだが) 忘備録としてポイントを記す。 過去の傾向 「このレースの過去10年の傾向は・・」と話し始める予想家はすべからく全員下手くそ。未来のレースを過去の傾向で理解しようとする行為そのものがすでにアプローチと

    • 【コラム】2024 Happy New Year

      三日坊主してたら年が明けてしまった。 昨年の高尚な目標は緩く溶けていき、800以上ものレースに参加し、一千万近くの金を注ぎ込み、勝ったり負けたりを繰り返しながら1.1倍程度の回収率で年末を迎えた。 2023年の収穫といえば、勝ち負けを繰り返したことで、自分の欠点というか、人として欠損している部分を客観的に把握できたこと。パドックの精度により真剣に向き合ったことで、事前予想は馬券購入プロセスの4割程度でしかないことを自覚できたこと。ある程度の金額を突っ込んだことで高レートに慣

      • 【コラム】撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ

        言わずと知れたルルーシュの名言。  自分に足りないのはここなんだよな。 勝っていいのは負ける覚悟のある奴だけ。 どうも自分はイマイチ負ける覚悟ができてない。 そもそも参加レースが多すぎる。 これは負ける覚悟がないのでリスクを分散してるということ。100%に近いレースに対してオールインできないのは覚悟が足りないから。 経験上、想定以上の利益を出した週の次週は負けてることが多い。これは「得た利益を手放したくない」と思いつつ、「あわよくばもっと増えないかな」的な思考で賭け

        • 【コラム】情報化社会における競馬を取り巻く変化

          このnoteを記し始めてから、何の気無しにtwitterも登録してみたのだが、なかなかのカルチャーショックだった。 その理由の一例がこんな感じ↓ (勝手に抜粋してごめんなさい) ーーーーーーーーーーーーーーーー 趣味聞かれて「競馬」って言うと「ギャンブル好きなんだね!」って言われるけど、そうじゃないんだよなぁ もちろん馬券は買うけど、走るお馬が見たいのよねー ーーーーーーーーーーーーーーーー こんな若者が凄く多いのね。 競走馬は愛すべきもの。競馬サークルの関係者には尊

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        • Result 2023.1月.中山開催中心
          1本

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          Reflection #2

          前回のReflection #1 は開催6日間の終了後だった。そこから8日間の開催が終わり、再度ここまでの行動を振り返る。 自分としてはこの1ヶ月ほどの間に、競馬という競技へのさらなる理解、また自身の精神的な成長を感じている。大幅な変化として、現在は事前に購入するレースを選んでいない。一通りのレース分析や個別の能力把握はしているが、ベットするかどうかは当日のパドックで決定している。自らの考察に捉われて当日の思考の柔軟性を失う方がリスクが高いと判断。 前回のReflecti

          日常の風景(競馬の後)その4

          (共同通信杯の興奮が落ち着いた頃) せ「そろそろ出会って10年だねえ」 奥「どうした?」 せ「Zippoが欲しいんだけどお揃いで持たない?お互い好きなの選んで、記念的な意味も込めて」 (うちは二人共たばこを吸う) 奥「お、いいねえ、大人だねえ」 せ「よし、今日も勝ったので買いに行こー!」 (お店にて) せ「ごめん、一目惚れした、コレにする」 奥「馬かよw でもかわいいかも。私もこれでいいよ」 それがこちら↓ うん、我ながら自分らしい良い記念品だ。 お揃いに

          日常の風景(競馬の後)その4

          2023.02.12 /14日目(共同通信杯)

          結果 +121,000 前日のレース選択と評価 当確評価は東京8Rエターナルタイム。 勝負したいレースは7R3歳1勝クラスと東京メインの共同通信杯。 当日 昨日の午前中マイナス20kを反省してこの日は午後から。最初の勝負は7R、大外ネイビースターが当確級のオッズだが、歩く姿からは前走程の迫力を感じない。逆に目を引かれたのは7番人気のブレイゼスト。自信があったわけでは無いが、ここは金額を落としてワイドで。これがハマって5k→50kになり今日の勝負が楽になった。  8Rは1

          2023.02.12 /14日目(共同通信杯)

          【コラム】笑われ者

          先日、親戚の葬儀に出席してきた。 久しぶりにあった仲良しの親戚との会話。 「競馬で食っていきたいんだよね」 「は?なにまたバカなこと言って」  「いや、けっこう真面目に、いける気がする」  「無理無理、アホすぎる、たまたまちょっと勝ったからって(笑)」 そこである言葉を思い出した。 ラリー・ペイジの名言(らしい) If you’re not doing some things that are crazy, then you’re doing the wrong

          【コラム】笑われ者

          【コラム】ギャンブルには人間の本質が現れる

          人間とは、事象に対して理由を求める生物である。 人間とは、過去の事象は繰り返されると考える生物である。 人間とは、自分の見たいもの(願い)を真実だと思い込む生物である。 人間とは、自分以外の誰かに自らの想いを乗せて期待する生物である。 人間とは、他人と共同幻想を抱くことに喜びを見出す生物である。 人間とは、忘れる生物である。 これらは私が考える人間の本質だ。 いくら社会が変わっても人の本質は変わらない。 競馬というギャンブルにおけるオッズもこの本質によって作られ

          【コラム】ギャンブルには人間の本質が現れる

          日常の風景(競馬の後)その3

          今週もいつも通り、競馬が終わった後は奥さんと近所にごはんを食べにお出かけ。 この日は29の日ということで。 私はお酒が飲めない。物欲もさほどないし、旅行も好きではない。若い頃は日本人の平均よりはだいぶモテた方ではあるので女遊びにも興味がない。 ので美味しいごはんくらいしか楽しみがない。 じゃあなんで競馬なんかやってるのか。 働くのが大嫌いだからだ! 働いて稼ぐ金より、ギャンブルで勝った金のほうが何倍も達成感がある。 目指すは家族を大事にしつつダラダラ生きるプロギャ

          日常の風景(競馬の後)その3

          【コラム】競走馬の能力の捉え方とその理解

          競馬というギャンブルの基本中の基本は強い馬を買うこと。では強い馬とはどんな馬だろうか。 自分なりの競走馬の能力の捉え方を紹介する。 多少抽象的な話になるのはご容赦頂きたい。 またここでは適正についてはさほど触れていないが、「競走馬の能力の方向は一定ではない」と重々理解した上での記事であることも前置きしておく。 基礎能力の捉え方 競走馬の能力のファクターをとことん還元していくと、やはり残るのはスピードとスタミナの2種類 にいきつく。私がよくイメージしているのはドリンクサー

          【コラム】競走馬の能力の捉え方とその理解

          【コラム】ガイアフォースが事前に切れる要素を論理的に説明してみる

          8日目の記事を読んでくれた友人が「何故AJCCでガイアフォースが切れるのか教えてほしい」とのこと。 私もハズしているレースなので恥ずかしい限りではあるが「じゃあ書くよ」ということで。 読んでくれた人の今後の予想の一助になって頂ければ嬉しい。 何故この馬が単勝1.8倍の断然人気となったのか、AJCCと同条件である中山2200のセントライト記念で、後の菊花賞馬であるアスクビクターモアに競り勝ったから、の一点に尽きる・・が。 買えない要素①:馬場適正 最大の買えない要素がこれ

          【コラム】ガイアフォースが事前に切れる要素を論理的に説明してみる

          【コラム】Think different.

          言わずと知れた、ジョブズが実施したAppleのキャンペーンのテーマですね。 特に思い入れもないし、感動もないけど。 ギャンブルにおいても同じこと。 まずは本気で勝ち続けることができると思えるかどうかが最初の別れ道。 人に(特に奥さんに)どれだけバカにされても自分は思い続けている。 しかし何事にも惑わされず自分だけを信じるというのは、凡人である自分にはなかなか厳しい。特にこの情報化された社会では、何もしなくても無駄なインプットが多くなる。自分に必要な情報は自分の判断で取得

          【コラム】Think different.

          reflection #1

          結果の把握と分析は大事な作業だ。客観的に自分の行動を捉えることができるし、今後の行動の指針にもなる。 「ギャンブルにタラレバは禁物」とよく言われるが、競馬に関してはそれは間違い。過去の自分を振り返り、タラレバと考慮を重ねて改善することが今後に繋がる。 振り返りは月毎にと思っていたが、自分のタイミングの方がいいだろうということで今年に入ってからの開催6日間を振り返る。 サマリ (2023.1.5~1.15) 参加レース:18  的中:14 不的中:4 的中率:77.7%

          日常の風景(競馬の後) その2

          奥「あれ?もしかして今月勝ってる?」 せ「もしかしなくても勝ってるし」 奥「ほう、ところで私の仕事用の上着が破れたのを知っているかね?」 せ「OK、買いに行こう。笑」 というわけで自宅から徒歩10分のユニクロへ。 奥さんの仕事用の上着を購入し、お腹が減ったので気になってたお店へ。 奥「いやー悪いね、買ってもらって」 せ「気にすんなて、今年のオレは一味違うし」  奥「はいはい、思う存分やったらいいよ(呆)もし一文無しになったら一月くらい食わせてあげるから。笑」

          日常の風景(競馬の後) その2

          【コラム】BMSとしてのディープインパクトを見直す

          最近の気になるトピックとして、BMSディープインパクトについて思っていることを。 近代の日本競馬において長年リーディングサイアーとなった種牡馬としては、ノーザーテースト、サンデーサイレンス、ディープインパクトの3頭が挙げられる。 ノーザンテースト、サンデーサイレンスの2頭は種牡馬生活の晩年、サイアーとしてもBMSとしてもトップに君臨していたが、BMSとしてのディープインパクトはその2頭と比較すると明らかに成績が上がらなかった。 原因はサンデーサイレンスの血が日本で飽和状

          【コラム】BMSとしてのディープインパクトを見直す