職場の人の何気ない一言に「深い意味」を感じてしまう疲れてしまうあなたへ
こんにちは。上級心理カウンセラー(どっしり塾&玄徳庵代表)のこうめいです。
久しぶりにカウンセラーと名乗りましたが、今日の相談内容はみなさん一度は経験したことがある内容なんじゃないかと思ってテーマにすることにしました。
ということで今日は人間関係の悩みについてです。
うん。これのポイントは「会社を辞める」タイミングというのが双方の心理に影響を与えている。ということに気が付くと少し楽になると思いますよ。
会社を辞めたり、組織を抜ける直前というのは実は、本人にとっても周りにとっても特殊な立ち位置にいる状態になります。
会社からすれば、これからやめる人に大事な情報は見られたくないし、もしかしたらライバルになるかもという警戒心が働いていることでしょう。
私は恥ずかしながら、会社を辞めるときは2回とも会社の社長や幹部などの上層部と対立してだったのでかなり警戒されました(笑)
1年後ぐらいにその会社に残った同僚に話を聞いたら、私がライバル会社を立ち上げて復讐に来るのではと警戒している人もいたみたいで、それを聞いて吹き出してしまいました(笑)
私みたいに威圧感が半端ない人間だとそういう勘違いをされがちなんですが、そうじゃない人でも少なくとも経営者は独立する人の今後を警戒するものです。
だからよそよそしくなるのは、そういう警戒感からなのでその辺りは仕方ないものだと思ってしまった方がいいと思います。
その一方で、辞めると決まると急に親しげに話しかけてくる人がいます。
こういう人に出会うと、え?ええ??と不快に感じてしまったりすることがあるかもしれません。
今回はまさにそんなケースなんじゃないかと思うんですね。
私も会社を辞めるときに「今まで言えなかったんですが……」という形で同僚などからいろいろと相談されることがありました。
実は、同じ会社の人間同士だとぎくしゃくする人間関係も、違う所属になるとなんかうまくなることってあるんですよね。
おそらくは、その急に優しい言葉をかけてきた人たちはあなたが「会社の一員じゃなくなる」から優しく接することができるようになったのかもしれません。
もちろん、そういういい人のふりをしてあなたから何かを奪おうとしている人もいるので、そこの見極めは重要になります。
ただ、会社を辞めるというのはあなた自身も不安があるのでいろいろと過敏になっている面もあると思うんですよね。
その過敏になっているがゆえに、悪意のない言葉でも、何か気になって引っかかってしまう可能性もあります。
だから私がそんなあなたにアドバイスするのであれば、「自分の環境が大きく変化するタイミングでは急ぐ必要のない大きな決断をせず、結論を出さずに先送りする」というのも大事な勇気なんだよという言葉です。
自分が変化するときは、自分の変化にかかわることでいっぱいいっぱいでほかの決断がなかなか正常にできなかったりします。
会社を辞めたり、新しい会社にはいったり、事業を立ち上げたり、大きなトラブルに巻き込まれたり。そういう時はそっちに全力集中してほかの決断は避けましょう。
なんかチクチクする言葉だなと思うことを言われても、なんか違和感ある言葉だなって感じても、そこに対してモヤモヤしている心のゆとりは本当はあまりないのではないかと思うんですよね。
でも、そういうときほど人間は細かいことに意識が向きがちです。
そしてそこに神経を注いでいると、大事なことで大きなミスをしがちなのも事実です。
だから今は、そういう風に相手が何を考えているんだろうとか気にするのをやめて、とにかく会社を辞めることに集中し、そして次の人生のステップアップに向けて全力を尽くしてみてください。
しばらくして元気になったら、その時に向けられた言葉の真相もきっと見えてくるはずですから。
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