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伝わらない約束…。一週間後っていったいいつなんだ?

こんにちは。あなたの思いを伝えるお坊さん!玄徳庵&どっしり塾のこうめいです。

伝える力ってそんなに大事なの?

言わなくたって伝わっているはずだから大丈夫!!

この考え方がめちゃくちゃ甘いことを思い知らされたのは、私が行政書士という法律家をしていたときのことでした。

行政書士になる前の私は、相手にきちんと伝えておけば契約書などがなくても問題なく約束は守られるものなんだと信じて疑っていませんでした。

ところが行政書士になって、様々な方の相談に乗ると事態は一変します。

口約束は守らない。契約書があってもその書類を自分勝手に都合よく解釈する。そんな事例をうんざりするくらい見てきました。

ただ、そのとき気が付いたのは「悪意を持ってその約束を破ってくる人」と同じくらい、「約束した内容が伝わってなくて約束を破ってしまう人」の多さでした。

だからみんな悪意がないのでよりもめごとが大きくなるんですよね。

もちろん前半の「悪意」がある人とは最終的に裁判などをするしか解決策はありません。

その一方で、後半の「内容が伝わっていない」だけのケースは、自分たちでもだいぶ改善することができるんですね。

ところがその必要性に気が付いていない人が多いので、トラブルが勃発してしまうわけです。

たとえば、

マンガを貸してほしいと頼まれたときに、一週間後に返すね。といわれたとしましょう。

この一週間後というのは非常にあいまいな表現で、確かに法律上はいつが一週間に当たるのかというルールはありますが、日常で使うのは危険な表現なんですよ。

10月1日に借りた本を一週間後に返すといった場合、7日後の10月8日に返そうと考える人もいれば、7日目の10月7日に返そうという意味の可能性もあります。

もっと言えば、一週間後というのは一週間より後なので翌週のどこかで返せばいいやくらいの感覚の人もいます。

そうなると、トラブルになると思いませんか?

自分の感覚では「これが当たり前」と思っていても、その常識が果たして本当に相手と一致しているのか?という確認をしていない約束はお互いに守れない約束になってしまっているわけです。

だから法律の世界はあいまいな言葉を使わずに、何月何日何時までに返します。と具体的に書くようになってます。

こういう風に自分では伝えたつもりでも伝わっていないことってかなりたくさんあります。

そしてそのずれをきっかけにして信頼値が徐々に減るなんてかなしいこともおこるわけです。

これは商売でも同じです。

サービスはいったいいつから開始なのか?はっきり書いてない人を結構見かけます。

そういうのって感覚でやっていると、多くのお客さんは都合のいい解釈をしてしまいます。その一方で、人がよいお客さんは自分に不利な解釈をして損をしていることに経営者側が気が付いていないこともあります。

せっかく自分のサービスを受けてくれているのに、ちゃんと伝わっていないせいでお客さんといざこざが発生してしまう。

これって本当に悲しいことだと私は思うわけです。

だからこそ、「伝わる力」を身につけることが私たちには必要なんですね。

もし自分のHPや文章などがトラブルの原因にならないかチェックしてほしいという方は玄徳庵のコンサルを受講してみてください。

法律上の文章のチェックは行政書士を引退しているのでできませんが、普通のお知らせ文などのお客さんへのお手紙などのチェックは私も協力できます。

その目の前の文章はあなたをトラブルからしっかり守ってくれたうえで、お客さんに伝わる文章になっていますか?

悩んだら遠慮なくご相談くださいね。



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