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物事のいいところを見る人と悪いところを見続ける人

こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!&お坊さんのこうめいです。

先日、どっしり塾の懇親会が開催されたんですが、私と近い年齢の経営者さんが集まったこともあり昔懐かしいゲームの話やそのゲームを作った人たちの話などなどが盛り上がりました。

もちろん内容的には、経営っちゃ経営なんだけど(笑)外に公表するのは微妙な内容だったので参加者さんの心の中だけにとどめておくことにさせてください。

ということで、そんな懇親会が明けたので、また楽しい懇親会が開催できるように頑張っていかないとなと思っております。

早速今日の内容なんですが、物事のいいところを見る人と悪いところばっかり見続ける人の話をしてみようと思います。

さて、最近私の好きなゲームが発売されたのでそのゲームをやっている人たちの情報をSNSなどで見たりするんですが、気になるのが「自分が気に食わないところを必死に探してそこを評論家のごとく批判している人」の多さ。

私が気になっているのはこの評論家もどきになる人が最近増えていることで、しかも、正しく評価するのではなく「自分があるものの悪いところを見つけて批判するほど自分はすごい人だと評価されるんだ」といわんばかりの言動をする人が多いこと。

食べログなどの口コミやアマゾンなどのレビューもそういうの最近めちゃくちゃ多くないですか?

これ、テレビに出ている評論家もどき……と言ってはいけないのですが、専門家ではないのにニュースなどで無理にコメントしている方と同じ現象で、その分野に詳しくないなら詳しくないと言えばいいのに、無理に悪いところを見つけて批判しようと頑張っているような気がします。

まるで皆さん、人を批判すると、作品を批判すると、自分の価値が上がると勘違いしているかの如く発言をされているわけです。

私はこれはよくないと思っています。

確かに物事のいいところと悪いところであれば「悪いところ」の方が見つけやすいです。

さらに「悪いところ」はいいところよりもパワーが高いので、悪いところを批判すれば共感してくれる人も増えるわけです。

でも、それでいい方向に世の中が進むのかといえばそうはなりません。

例えば公園でボールで遊ぶのが危ないだの、子供がうるさいだの近隣の人が苦情を出し続ければその公園は危険なので廃止になります。廃止になればその公園のあった土地は草ぼうぼうの荒れ地になる可能性もあります。

草がぼうぼうなのは管理不行き届きだ!!といっても、誰も使えなくなった公園に人件費などをかけて管理したいなんて人は現れません。結局自分も周りも不幸になるだけなんです。

実はこういう目先のことばかりにとらわれて、その先までが見えていない人がかなり世の中に増えています。

田舎は不便なんだから切り捨てて都会にみんな住めばいい。実際そうしたら、クマやらなんやらも都会に出るようになるし発電所や農地などの維持もできなければ、いろんな問題が出てきます。つまり物事には常に表裏一体であり、何かを手放せば何かが現れてしまうんです。

でもそういうことに気が付かずに「悪いところの指摘」だけを全力で行い、自分は他の人とは違うんだぜ。とやっているダサい人。そしてそういう状況を良しとする状況がこれ以上増えるのは私は、みんなが生きにくくなるだけだと思っているんですね。

もちろん、本当に許してはいけないようなこともありますよ。それまで許せなんて言うことは私は言いません。

でも、100点満点中99点だった人に向かって「なんでもう一点とれなかったんだ!この馬鹿野郎が」というような視点で物を見る人よりも、「99点何って素晴らしく努力したんだね」といいところに目を向ける人ならどちらが幸せになれるか?というのは忘れてはいけない感覚です。

何度も言いますが物事の悪い方に目を向けるのはカンタンです。そして反応もいいでしょう。

でも、そんなのは一瞬の恩恵とその後の自分では制御できない不幸を呼び起こす行為でしかありません。

だから普段から物事の悪い部分だけでなくいい部分にも目を向ける。そういう偏りのない視点で物事を見れる生き方をしていきましょうね。

今日はここまで。

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