営業が苦手な人ほど名刺を鍛えた方がいいってホント?
こんにちは。どっしり塾のどっしり信頼集客名刺の授業を担当してますこうめいと申します。よろしくお願いします。
さて、私が名刺を鍛え始めた理由について話したことありましたっけ?
せっかくですから、ここで一度話をしてみたいなと思います。
さて、私ですがいまではなかなかイメージしにくいかもしれませんが、結構な人見知りで営業どころか懇親会などでも隅っこで小さくなっているタイプの人でした。
そしてそういうことをしてしまうたびに、「ああ、今回も5000円も払って参加したのに名刺3枚しか交換できなかった……」みたいに嘆いていたんですよね。
だからそれを脱却するためにはどうすればいいか?というのを真剣に考えたんです。
まずは交流会が得意な同期の行政書士と交流会に一緒に参加して、自分とは何が違うかを必死に見学させてもらいました。
そして気が付いたんです。交流会が得意な人は、名刺を見ながら相手の人が興味を持ちそうな話題をどんどん積極的に振っていることに。
つまり私も同じように会話すればいいんだ。と思った瞬間、絶望感にさいなまれます。
なぜなら、相手の名刺を見ても何にも話題が浮かんでこなかったからです。
これは私には無理だ……。そう諦めかけた時にふとあることに気が付きます。
名刺を見て話題を探すのは自分だけではなく相手もの人も一緒。それならば、自分の方が情報を出して会話のきっかけを提示したらどうだろうか?
そう考えるようになったんです。
悪く言えば他人任せですが、でもこの決断が結果として私を救ってくれたんですよね。
交流会というのは、相手の人と仲良くなりたいという人が集まっている場になります。でも、その人のことがわからずにうまくつながらない縁がたくさんあるわけです。
そな縁をつないでくれるのが名刺なのに、名刺に書いてある情報が少なければやはりこの人とどう仲良くなればいいんだろうと、戸惑いが生じてしまうわけです。
そんな相手の方の思いに沿った情報開示をすることで、相手の方は喜んで私と会話をしてくれます。
そしてここで大事なのは、あくまでも私の情報をもとに「会話」はスタートしますが、自分が会話の主役になってはいけないということを忘れないでください。
基本人は自分のことを話したい生き物です。
だから、相手を会話の主役にすることが一番大事なコミュニケーションのコツであり、信頼を作るコツだったりするんですね。
例えば私の最近の名刺ですが、こんな感じに個人情報をのせています。
この中の野球部だった!というところに反応した会話が進んだとしましょう。
この時に私が野球の話ばかりしてしまったら、会話の主役は私になってしまうので、相手の方は消化不良になってしまいます。
そこで主役を変えるために、「○○さんは、何かスポーツされたいたんですか?」とか「○○さんは野球お好きなんですか?」と会話を返すんですね。
そうすると、聞かれた相手の方が今度は喜んで色々と話をしてくれるようになります。
そんなの難しいよ……。
と思うかもですが、自分のプロフィールを開示することである程度会話の幅を狭めているので、実は相手を主役にする質問も事前に用意しておくことができるんですよ。この名刺だと。
さっき話したように、私の部活に興味を持ってくだされば「スポーツ」に何かしら興味がある方の可能性が高いので、そこを質問すれば会話が始まります。
新潟何ですね。といわれたら、「新潟と縁があったりされますか?」とか「○○さんはどちらご出身なんですか?」とか質問できますよね。
実は名刺に情報を開示する理由の二つ目は、こういう「会話の幅を絞ることで、口下手でも会話を上手に進められるようになる」という点にありあます。
情報を全部を網羅できないのですから、自分の土俵に持ち込んで会話をするのが上手な工夫になるわけです。
ただし、得意だからとべらべらしゃべらない。開始和の主役を相手にして相手の話を聞く。これを徹底してくださいね。
そしてもう一点。最後に、名刺を鍛えることで「営業しなくっちゃ」というぷれっちゃーから解放されます。
こちらをご覧ください。
私の名刺の一部ですが、私は名刺の中に「自分の仕事の紹介」を書いてあります。
こうすることで、名刺交換時に必死に営業しなくても、名刺交換の時に仲良く会話して信頼してもらえれば、内側の自分の仕事の紹介も読んでもらえるからなんです。
いきなり商売する気満々の名刺。こういうのを見ると相手の人は警戒しますが、どっしり塾のように2つ折り名刺にすると、一番最初に見てもらえる外の面は「人柄」を見せることができます。
人柄を開示するということは、人として仲良くなりたいと相手にしっかりメッセージで伝わるものなんです。
その一方で、仲良くなるだけで終わってしまうとそのあと仕事につながらないので、中の面にしっかり仕事への思いや実際のサービスを書いておきます。
そうすることで、あの人いい人だったな。と思ってもらえれば、名刺をまた読んでもらい、興味を持ってもらうことができるわけです。
これは短時間で商品をアピールするよりもよっぽど効果的です。
実際、私は名刺を交流会で20枚から30枚配ると1件平均でお仕事をいただけてました。
それもすぐにではなく、3か月後とか半年後に電話がかかってきて仕事の依頼が来たりするんですね。
それでけの長い間私のことを名刺がアピールし続けてくれているということなわけですから、本当にびっくりします。
さらにこの現象は私だけでなく、玄徳庵(私の運営しているコンサル事務所)のOBさんたちも同じような結果を出していたりするんですよね。
だから、あなたもしっかり名刺を鍛えたうえで、今話したようなことに気を付けて交流会に参加すればお客さんに反応してもらえたり、お客さんとの会話が楽しくなって人見知りを解消できるかもしれませんよ?
そんな沢山の可能性を秘めた名刺を、ただただ何となく作っているだけにしてませんか?
そんな状態は非常にもったいないです。
ぜひあなたも、私と一緒に名刺を作って交流会が楽しめる経営者になりましょうね。
ということで今日はここまで。
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