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認知症になると、顔を見ても誰だかわからなくなるそうです。
というのは、人間は顔の輪郭や表情、動作や声など、さまざまな情報を総合して人物を特定するという、非常に複雑な作業を脳でやっていて、その作業のどれか一つでも欠けると、うまく顔を認識できなくなるからだそうです。
認知症になると誰だかわからないまま、適当に話を合わせてしまうこともあるようですが、度々では困りますね。
そこで、誰だか思い出せないときは、
「この次会ったときも忘れるから、よろしくね」
と正直に言うのがよいそうです。
すると相手も、気持ちよく応対してくれるのだとか。
なるほどな、と思いました。
この次もあんたは誰と聞くからね
君の名は思い出せないでもいいか
認知症になると、いろいろ失敗することも多くなりますが、周りの人はすぐフォローしないで、もう一度本人がやり直すのを見守ることが大切だそうです。
やり直して、うまくできたら誉める。その成功体験が自信を生み、認知症もあまり苦にならなくなるのだそうです。
転んでもただじゃ起きない認知症
失敗は成功のもと皆同じ
認知症になると、方向感覚や場所を特定することも苦手になり、よく道に迷うそうです。
徘徊老人なんていやな言葉ですが、本人にとっては深刻な問題ですね。
天を指す矢印どこに行けばいい
今はスマホが目的地まで案内してくれたり、予め道順を細かく教えてくれるアプリもあるそうですから、それらを活用して、出かける前によくシミュレーションするとよいそうです。
予め道順を確かめておくと、実際にその場所に行った時も安心できるとのこと。
この道はいつかきた道ああそうだ
だれも認知症になりたくないと思うのは当然ですが、今や65歳以上の6人に1人はなるのだとか。
ならないための予防法も大事ですが、それでもなってしまっても、本人も家族も周囲の人たちも、みんな笑顔で暮らせるように、
「いつもありがとう」
という言葉だけは忘れないようにしたいと思っています。
忘れても笑顔と感謝忘れない
認知症になれば、このコロナ禍も忘れられるのでしょうか。
ウクライナや豪雨、異常気象など、コロナに限らず、忘れてしまいたいことが多すぎる世の中ですが、感謝の心だけは忘れないようにしたいものです。
今回も失礼しました。