1954年
「今から70年前、私が生まれた1954年は、どんな時代だったのだろう?」
古稀を迎えた今、ふとそんな疑問が浮かんできました。
そこでさっそくChat GPTに尋ねてみると、即座に以下の出来事がリストアップされてきました。
昔なら、何日も図書館に通って、過去の新聞記事を片っ端から調べなければならなかったと思いますが、今はなんと便利な時代になったことでしょう。
この間のコンピューター技術のこれ程までの発展は、おそらく、だれにも予想できなかったのではないでしょうか。
このこと一つを取っても、70年という時間がいかに長い年月かを、改めて思い知らされます。
以下、Chat GPTの回答をそのまま引用します。
私はこどもの頃からゴジラ映画が大好きでしたが、ゴジラと同い年と知ってからは、ますますファンになりました。
と同時に、ゴジラ映画がアメリカの水爆実験で被曝した第五福竜丸事件をきっかけに作られたことを知り、深く考えさせられもしました。
奇しくも今年、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞を受賞したことは、今年の10大ニュースの筆頭にも取り上げられるべき快挙であると同時に、70年の歳月を経ても未だ地上から核兵器を無くすことができない人類の愚かさを思わざるを得ません。
私はまた自衛隊とも同い年のようです。
警察予備隊から必要最小限の自衛力として発足したはずの自衛隊は、今では世界第7位にランキングされる巨大な軍事組織へと変貌しています。
(2024年1月にグローバル・ファイヤーパワー(GFP)が発表した世界の軍事力ランキングによる)
先の大戦への深い反省から、世界に向けて、戦争放棄と戦力の不保持を高らかに宣言した平和憲法を持つ日本が、どう解釈したらこれ程大規模な軍事力を持つことができるのか、私には全く理解ができません。
昨今、ますますエスカレートする世界の軍拡競争を見るにつけ、いつになったら核兵器や軍事力に頼らないですむ平和な時代が来るのだろうかと、考え込まずにはいられません。
核兵器や軍拡競争という現代に繋がる危機の始まりに生まれた私たちの世代は、同時に、高度経済成長を経験し、テレビの普及と大衆文化の隆盛の時代を駆け抜けてきました。
「4.日本初のテレビコマーシャルの開始」や、「6.第1回NHK紅白歌合戦のラジオ放送」というニュースは、その象徴と言えるのではないでしょうか。
ところが、現在はインターネットやSNS の普及により、テレビの影響力は見る影もなく衰えています。
紅白歌合戦は、もはや家族そろって楽しむ年末の一大行事ではなくなってしまいました。
私もここ数年は、紅白歌合戦を見ずに年を越しています。
こうした時代の変化の速さには、今更ながら驚かされます。
「7. 防災の日の制定」と「10. 台風15号による大災害」のニュースからは、地震や台風や豪雨災害に悩まされ続けてきた日本の歴史が見て取れます。
今年、元旦に起きた能登半島地震は、災害列島に暮らす私たち日本人に、改めて地震の脅威を突きつけました。
戦後の混乱期をいち早く脱し、高度経済成長を遂げた後に、失われた30年を経ても、なお世界第4位の経済力を誇り続けるこの国は、この70年の間に、稀有な歴史を刻んできたと言えるのではないでしょうか。
一方、この間、世界もまた、深刻な東西対立を経て冷戦が終結した後、グローバル経済の進展とともに、地域紛争や宗教対立が激化し、難民や経済格差が拡大するなど、人類史上希に見る繁栄と混乱の時代であったと言えるでしょう。
70年前に今の世界を予測することが不可能だった以上に、これからの70年は、さらに不確実性に満ちた、予測不能な未来が待ち受けているのではないでしょうか。
地球沸騰化による気候変動をはじめ、核の脅威が現実化するなかで、このままでは、70年後には人類が地球上から姿を消しているかもしれないという悪夢だけは見たくないと、祈るほかはありません。
70年
古来希なる
人類の
未来憂うも
希望を繋ぐ
長々と、失礼しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
Chat GPTによる英語訳はこちらです。