2024年の抱負「形から入る」
「そういえば、ずっと行きたかったサカナクションのライブ応募しようと思ってるんよ〜」
仕事終わり、帰りのバスを待ちながら、私は同期と話していた。
話題のひとつとして上がったのが「サカナクションのライブ」だった。
私の中でサカナクションブームは中高生時代で終わっていたため(申し訳ないです…)サカナクションかぁ〜!懐かしいなぁという気持ちで、その夜、サカナクションの楽曲を久々に聴いた。
いやぁぁぁ… しみる。
特にアイデンティティという曲。
あの頃聴いていたときは、アップテンポで楽しい曲だなとノリノリで聴いていたが、25歳で聴くアイデンティティはグサグサと突き刺さる。
私、25歳にもなって、未だにアイデンティティないや…
転職したいと口では言うが、特に役に立てる強みがない…とすぐに凹む自分が浮かび上がる。
思わぬダメージをくらった夜だった。
話は変わり、別の日に友達とラインで、とあるやり取りをしていた。
友人「自分が将来どんなふうに働いているか想像もできん。不安もあるけど楽しみに生きるわ笑」
私「気持ちから入るのめっちゃ大事だしね!」
友人「やんな!形から入るのもいいって聞くもんな笑」
とこんな感じに。
たわいない話ではあるが、アイデンティティがない私にピッタリな言葉をひろった。
「形から入る」
思えば単純なことではあるが、歳をとると概念にとらわれ、関わることすら恐れ多くなる。
だが、そんなところをいちいち見ている人間なんてほとんどいないだろう。そこには過剰な自意識しかない。(気がする)
私はというと、失敗という過程をはさまなければ物事を習得できないくらいに間抜けな人間なので、形から入るのはいいものの、高確率で恥ずかしい思いをするだろう。が、物は試しだ。
別に突出した才能がなくとも、見よう見まねでやってみることが大事で、それをただただ続けるだけでもまとまりが生まれる可能性だってある。
2024年はとりあえず「形から入る」自分であろうと決めた。
そんな私を今年もよろしくお願いいたします。
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