掃除をしても、しても、埃が積もる。 そして、気付けば物が壊れている。 あぁ私もこうやって死んでいくのだろうか、と少し物悲しくなった。
非日常な体験をすると、余韻が体にまとわりつき、いつもの自分が迷子になる。取り戻そうとあがいていると、いつの間にか体力を消耗している。周りからはつまらない人間だと見られるが、自分を探す手間を考えると、はるかに気も体も楽だ。