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幸せってなんだろう? | 鬱病患者が脳科学と妄想で解き明かす幸福論
皆さん、こんにちは!チバです。
今回は鬱病になってしまった僕が、幸福論を脳科学の観点から妄想します。
0.はじめに
「幸せって何?」この問いを考えたことのある人も、多いのではないでしょうか。気がついたら僕自身も、その問いに立ち戻っていたんです。
鬱病になって生きる気力をなくした僕は、「生きたい」と思うための方法を本気で考えました。その結果、辿り着いた結論は単純明快。
「幸せになればいいんだ!」
でも、ここからが大問題…「幸せって、いったい何?」
1.幸せってなんだろう?
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幸せになれれば生きたいと思える…そうわかった僕は、次に「どうすれば幸せになれるんだ?」と考え始めました。
でも、ふと立ち止まって思ったんです。「いや、そもそも幸せって何?」
友達が多いと幸せ? お金がたくさんあれば? 温かい家族がいれば?
どれもよく聞いたことはあるし、それなりに必要というのは理解できるけど、「これだ!」とピンとくるものはありませんでした。
幸せは形や数字で測れるものなのか、それとももっと別の何かなのか…。
結局、僕は「幸せ」という言葉そのものがあまりにも漠然としていることに気づきました。
幸せを漠然と考えているだけじゃ答えは出ない…そう思った僕は、一つの手がかりに行きつきました。科学の力で幸せを分解できれば、何か突破口が見えるかもしれない!
2.脳科学の教える幸せ
脳科学的に見ると、幸せはただの感情じゃなく、「脳内で起きる化学反応」。脳が特定の物質を分泌すると、私たちは「幸せだ!」と感じるようにプログラムされています。その鍵を握るのが、いわゆる幸福物質たちです。
幸福物質にはこんなものがあるみたいですね。
セロトニン:心のバランスを取る司令塔。心を安定させ、リラックスをもたらす。
ドーパミン:やる気スイッチ。達成感や快感を引き起こすホルモン
オキシトシン:心をつなげる接着剤。人とのつながりで得られる愛情ホルモン
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つまり、幸せって、脳の中でセロトニンやドーパミンが「いっけぇぇ!」って叫びながら分泌されている状態なんですよね。科学的に見ると、幸せってちょっと味気ない…??
3.幸福物質を出したい!
幸福物質を分泌させるにはどうすればいいんでしょう?実は、脳科学的に「幸福を感じやすい行動」がいくつかあるようです。
日光を浴びる
セロトニンの分泌には太陽光が欠かせません。朝起きてカーテンを開け、光を浴びるだけでも幸福感が増します。
僕のマンションは東向きなので、窓辺に座って太陽光を浴びながら朝食を食べてます!
人とつながる
人とのふれあいや会話がオキシトシンを増やします。意外とおしゃべりって、脳にとっていいんですね。
でも鬱病患者にはハードルが…
自己成長
新しいことを学ぶ、達成することはドーパミンを活性化させます。「何かに挑戦する」ことは、脳をハッピーにする秘訣!ということで僕はnoteの投稿に挑戦します!
4.それって本当に幸せ?
脳科学的に言えば、幸福物質をたくさん出すことが幸せの鍵だとわかりました。つまり、幸福物質を出しさえすればいいんですよね?
じゃあ、幸福物質を永遠に分泌させる装置を作れば、人類みんな幸せになれる??
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…でも、それって本当に「幸せ」なんでしょうか?
幸せって単純な化学反応だけで測れるものなのか。それとも、人間が求める「幸せ」には、もっと別の要素があるんでしょうか…??
次回はこの問いについて、もう少し深く考えてみたいと思います。