戦略策定方法(枠組)〜①顧客編〜
よくある3つ(市場・競合・自社)の枠組を私は4つに分けています。
「市場」から顧客を抜き出しています。
個人的には「顧客」が最も重要と考えているからです。
私が考えている検討の枠組を書きます。
①顧客(悩み、課題、ニーズ、懐事情等)
②競合(売上高、市場シェア、利益、抱える顧客、ターゲット顧客、強み、弱み、内製できる、今じゃない等)
③自社・自分(売上高、市場シェア、利益、抱える顧客、ターゲット顧客、強み、弱み等)
④市場(規模、特性、採算等)
経営のみならず、サラリーマン、営業においても「顧客」を知ることが最も重要です。
提案を聞き入れてもらい、成約するには
顧客のニーズにブレない提案をする必要があるからです。
顧客のニーズにブレない提案をするためには、顧客をよく知ることが必要です。
ヒアリング、質問を重ねて顧客をよく知りましょう。質問を恐れてはいけません。質問が難しければ、雑談からポイント、ポイントで少しずつ聞きたいことを入れて聞き出すしかないですが。
「自分はこういう提案をしてあなたの役に立ちたい、そのためにこの情報を教えて欲しい」という感じで、相手に情報を出すメリットを感じてもらえるように自己PRできれば、基本は質問や資料提供に応じてくれるはずです。
顧客を把握するための枠組は用意しておく必要があります。
自分が顧客に提案をするために必要とする情報、枠組を用意したうえで、その情報を聞くために質問、資料提供を依頼しましょう。
配信においては、
「顧客」はリスナーや企業等、お金や資本を出してくれたり、収益となる市場を提供してくれる人達です。
ちなみに配信プラットフォーム、例えばGoogle(YouTube)も顧客として考えられます。
Googleに好まれる配信者は「オススメ」されるのです。
実際にはGoogleが好む配信者の枠組をAIが抽出してオススメしている。Googleが好む配信者を知ることも重要です。
どのような顧客をターゲットにするのか。
顧客は何を求めているのか。
歌を聞く人、雑談したい人(構ってほしい)、ゲーム配信好きな人、一緒にゲームしたい人、笑える雑談が好きな人、ラジオ代わり、日本好きな外国人、絵が好きな人、推し活好き、様々いるとは思います。
顧客の市場規模やそれぞれの顧客の懐事情、自分の強み、競合、市場の取り合い、様々な枠組でこれらを捉えたい。
そしてその顧客は何を求めているのか、よく確認したい。それぞれのニーズも、さらに細分化されたりします。
ここでも顧客のニーズを確り把握することが重要です。
経営、サービス、商品開発等では本当は顧客にヒアリングを重ねて顧客のニーズを特定することが重要ですが、配信ではなかなかそうはいかない。
競合や自己分析の中から見つけていくしか無い。
自分の強みを当てはめられるか等を考えながら、顧客を把握するうえでの、知りたい情報(枠組)はまとめておきましょう。
気をつけなければいけないことは、コアなファン数人の意見を聞くだけでは全てに当てはまらないということです。
コアなファンだけをずっと掴み続けるのか、新しい顧客を増やしていくのか、この辺も含めてまずは戦略の策定(目的、ゴールの特定)からです。
↑別の投稿で記載しています。
②競合は次回ですが、競合分析にはまずは大手企業分析ということで有料資料もご参照ください。
大手は確り市場や顧客を分析したうえで戦略を練って収益を稼いで売上高を上げているので、個人でできること、できないことがありますが、間違いない戦略だと思います。
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