映画レビュー 10作目 オズの魔法使

10/23から、開催されている東京国際映画祭。
今回は、特別上映の中の1本、オズの魔法使 ドルビーシネマ版をレビューする。

物語は竜巻に巻き込まれたドロシーは、魔法の国、オズへと巻き込まれてしまう。
魔女から、オズの魔法使に会えば、自宅に帰してもらえると聞いて、頭脳が欲しい案山子、ハートが欲しいブリキ、力が欲しいライオンと一緒にオズの魔法使を目指すといったストーリーだ。

今回、この映画を見て思ったこと、気付いた事がいくつかある。

1つ目は、実は、この作品を、1度見ていたのだが、
ドロシーがオズの国に行ってしまう方法、
ラストシーン、
魔女との対決シーンなど、かなりの部分を忘れていたことをみていて気がついた。
その為、ほぼ初見の気持ちで視聴する事ができた。

2つ目は、映像の綺麗さに驚いた。
この作品は、ドロシーがオズの国に行くまでがモノクロ
オズの世界がカラーとなっている。
この両方の映像が、リマスター技術によって、とにかく綺麗な映像となっていた。
特に、モノクロから、カラーに切り替わるシーンでは、おお!と心の中でものすごく興奮してしまった。

3つ目は、セットの豪華さだ。
この作品は、ディズニーのアニメ作品をそのまま
実写にしたイメージを抱いた。
最近、シンデレラなど、ディズニーのアニメ作品を実際に実写化している映画が多いが、これらの作品は、多くの場面で、cgを使用している。
ただ、この作品は、ミニチュア等を使用しているが、実際にお城、自宅などのセットを立てて撮影している。
このような、豪華なセットの映画はアメリカ映画でも近年は作られていないのではないだろうか?
ぜひ、ディズニーの実写もcgなしで、セットを立てて制作して欲しいと心から思う。

以上の事を視聴していて思った。
公開から80年以上経った作品だが、全く色褪せる事なく、新鮮に見れる作品なので、ぜひ、劇場で視聴していただきたい作品だ。
星は4.5


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