レコードレビュー 179枚目 ウイングス ウイングス・オーヴァー・アメリカ 日本盤
今回は、ウイングス・オーヴァー・アメリカ
(ウイングス U.S.A. ライヴ!!)の日本盤
をレビューする。
https://www.discogs.com/ja/release/3126872-Wings-Wings-Over-America
音質前に、軽く、アルバム解説を行うと、
ウイングスは、1976年5月からバンド初のアメリカ
ツアーを行った。
ヴィーナス・アンド・マース、
スピード・オブ・サウンド
の大ヒットの影響から、ツアーは大成功に終わる。
その後、このツアーを収めた、海賊盤が発売されて
しまい、対策として、海賊盤と同じく、フルライブ
(収録テイクは全て同じではない) で発売されたのが
本作である。
3枚組というボリュームでありながら、中古レコード
屋で良く見る盤なので、結構売れた事が読み取れる
肝心の音質なのだが、ボーカル、演奏共に均等良く
爆音で楽しむ事ができる。
しかし、ずば抜けて、ベースだけ、ボーカルだけ
が聴けるというわけでもないので、あともう一歩
と感じてしまう気持ちもある。
聴き比べをしてないので、間違っている可能性も
あるが、イギリス盤、アメリカ盤の方が、もっと、ベース、ポールの歌声が飛び抜けて聞こえるのではないだろうか?
ただ、気軽に聴きたいという人には、日本盤で
充分だと思う。
星4.8