映画レビュー 49作目 水深ゼロメートルから
今回は、来月、Blu-rayの発売が決定した
水深ゼロメートルからをレビューする。
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夏休みのある日、ココロとミクはプールの補講補習として、学校にやって来ていた。
しかし、先生は、彼女達に泳がせるのではなく、
プールの底に積もった砂を取り除くように命ずる。
水泳部で、インターハイの日なのに、なぜか学校のプールにいるチヅルと、水泳部の先輩のユイ、計4人はプール掃除を始めると言った内容だ。
この作品を視聴していて、思った事は、主に4つある。
1つ目は、学生時代を覚えさせてもらえる事だ。
元々、この作品は、徳島市立高等学校の演劇部が、作成した作品を今回出演している一部のキャストが舞台化、それを映画化にするという非常に珍しい
作品となっている。
高校生が作った原作の作品なので、
校則を守らず、化粧をする生徒
それを注意する先生
野球部に心を惹かれる生徒
と、そうそうこんな学生クラスにいたよな、
本当、校則守らずに怒られていたよな、
校則守れよ!
と実際に私が高校生の時に思っていた気持ちに
させてもらえた。
映画を見ていて、こんなに、実際の生活と共感
できる体験は久しぶりだった。
2点目は、他の作品に比べて、引きのシーンが非常に多い点だ。
監督の撮影方法なのかもしれないが、もう少し、
俳優さん達の表情を寄って見てみたいと思う時が
何度かあった。
3点目は、男子生徒がほとんど出てこない事だ。
これは、恐らく原作でも、同じなのだろう。
個人的には、男子生徒がもっと出てくる事に
よって、より一層、学生時代の気持ちになれた
のではないかなと思う。
4点目は、生理が物語のキーワードになっている事
である。
思春期の学生なので、女子同士では、話題にする
のかもしれないが、演劇・映画と、性別・年齢関係なく見る場面にこのワードを持ってくる事に
驚いた。
リアリティを出しすぎなのではとも思って
しまった。
星は、4つ。