映画レビュー 99本目 サニーサイド
お久しぶりのチャップリン全作品レビュー。
今回は、1919年、公開の、サニーサイドをレビュー
する。
ホテルで、働くチャップリン。
彼の仕事は、思う様にうまくいかない事ばかり
そんな彼は、ある女性に恋をしているという物語
である
本作は、個人的に、視聴していて、理解するのに、
時間がかかった作品であった。
まず、ホテルの雑用係という役柄である。
冒頭、上司から、ベットから、起こされるシーン
から、始まるのだが、ホテルの上司と部下という
肝心の説明が最初に抜けているので、
チャップリンが、ある家の使用人という認識でしか見る事が出来ず、その後、舞台となるホテルが、
説明1文で紹介されるが、今の私の感覚のホテルと
全然違うので、何を言っているのかわからなかった
2つ目は、物語の展開である。
本作は、エドナは出演しているものの、彼女を
含めて、衣装や演技に、目立った俳優が出ておらず
そのせいか、他作品と比べると、テンポが良くない
印象を受けた。
また、チャップリンも、短時間の間に、複数の仕事
恋愛を行う為、姿は、同じでも、同一人物という
気持ちで見る事が出来なかった。
星は1.2つ
良かったのは、冒頭のテーマ曲と、悲しい彼の表情
くらいである。