クレタ島~その3~
みなさま、こんにちは
水戸では現在梅まつりが開催中です!
私は徒歩で会社に出勤するのですが、途中梅の木があり、きれいに開花しています^^
日本三大庭園の1つ、「偕楽園」にはいろんな品種の梅の木が植えられており、お花見を楽しめます!
詳しくは、こちらをチェック!
水戸の梅まつり | 観光いばらき公式ホームページ (ibarakiguide.jp)
さて、今回も前回に引き続きクレタ島への出張について
その後私たちはイラクリオンからハニアへ移動しました。
ハニアは、クレタ島で3番目に大きな町。
クレタ島はヴェネチア時代、ボニファチオ・デ・モンフェラートという王様によってヴェネチア共和国に売られました。
その後、ハニアは地域の行政監督職の将軍の所在地に選ばれ、貿易中心地として栄えました。
東ローマ帝国が滅亡した後は、多くの聖職者や芸術家がクレタ島に逃れ、ギリシャ人の信仰と文化を強めました。
そのため、ハニアは東ローマ、ヴェネチア、古代ギリシャの文化が混ざり合っています。
ハニアの旧市街はクレタ島で最も美しい都市の地区とみなされており、特にヴェネチア時代の港やその周辺は有名な観光スポットです。
そんなハニアで1928年から乳製品を製造しているBaladinos Dairyへ向かいました。
8月はミルクがとれる時期ではなく、工場は稼働していませんでしたが様々な乳製品を試食できました^^
クレタ島では主に羊とヤギのミルクからヨーグルトやチーズが製造されます。また、クレタ島では幅広い品種の植物が育ち、それを餌にする動物がつくるミルクは高品質で知られています。
ピクトガロ
山羊と羊のミルクでできたソフトチーズ。
酸味があって、ヤギミルクの風味がふわっと香ります。
現地では「ダコス」と一緒に食べられています。↓
アンソティロ
ホエイと12-15%のヤギ乳と羊乳でつくられるハードチーズ
ミルキーな香りで、食感はぼそぼそとしています。
塩っけが強いですが、なぜか癖になる味わい。。!
ホワイトチーズ
こちらはフェタチーズと同じ製法で作られています。
ですが、「フェタ」という名前はギリシャ本土とレスボス島で生産されていないと使えないため、クレタ島ではホワイトチーズと呼んでいます。
羊とヤギのヨーグルト
伝統的なギリシャヨーグルト。
わたしの父の時代には羊のヨーグルトが一般的で、牛のヨーグルトはほどんどなかったとか。
羊のヨーグルトのほうが、黄色みがかった色で、ヤギのヨーグルトは真っ白。乳脂肪分が羊のミルクの方が多いので、ヤギよりもよりクリーミーな舌触り。一方ヤギのヨーグルトはより淡白でハーブの香りがします。
グラヴィエラ クリティス
クレタ島を代表するハードチーズです。
羊とヤギのミルクから作られます。
弾力のある生地で、香りはそれほど強くありません。
ハーブの風味とミルキーな味わいが特徴的!
熟成庫↓
代表のスピロスさん↓
ギリシャの夏は結婚式が多く行われ、クレタ島の結婚式は知り合いの知り合いのまたその知り合いまで参加してok!
多くの人が集まり、明け方まで楽しむらしいです。
この時も毎週のようにどこかに招待されて超寝不足だったらしいですが、全くその感じを出しませんでした。とってもパワフルですよね。
話していると、クレタ人の習性を彼が教えてくれました。
① 通りがかったカフェに知人が座っていたら、おごってあげる
② 夜中(1時とか!)急に、みんなと飲んでるからと誘われたら絶対にいく
③ クレタの外からやってきた来客には一銭もお金を使わせない。使わせたらクレタ人としての恥。
④ みんなが家に行きたいと言ったら30人くらいでも家に来させる
などなど、、、超!体育会系で情熱的ですよね!
ホスピタリティに満ち溢れた人たちですが、住むのは大変そう・・・。
さて、今日はここまで。
ギリシャのチーズといえばフェタチーズ!
世界的にも有名なフェタ以外のチーズもギリシャでは多くつくられ、食べられています。
日本にもより多くの種類のギリシャ産チーズが輸入されるといいですね。
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