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デルフィの考古遺跡
みなさま、こんにちは。
まりなです。
今回は、世界遺産にも登録されている「デルフィの考古遺跡」について。
この考古遺跡はパルナッソス山 南西側の斜面、アテネから北西に約160kmに位置しています。
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デルフィの考古遺跡は古代ギリシャ時代、最も重要な宗教施設でした。
遺跡の1つがアポロ神殿です。
当時神殿では、ピューティアーと呼ばれる巫女がアポロのお告げを人々に伝える代弁者(神託)として働いており、多くの都市や国の指導者が、様々な政治的また個人的な決断をする際に神殿を訪れ、アポロのお告げを求めました。当時その影響力は絶大でした。
ローマ帝国が権力を付け、紀元前2世紀頃デルフィに到着し始めてから段々とデルフィの影響力は下がっていきました。
西暦393年には、当時のローマ皇帝の命により、異教の習慣が禁じられ、ピューティアーによる信託は完全に終わってしまいました。
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神話によると、ゼウスが2羽のワシを世界の反対側2か所から放った時に、そのワシが再び出会った場所がデルフィであったため、デルフィを世界の中心にしたとされています。
そのため神殿には「オンファロスの石」がありこれは「地球のへそ」をシンボルしていました。
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また、デルフィでは当時オリンピックに次いで重要であったピュティア競技会が4年に1度、オリンピック開催2年後に開催されていました。
オリンピックと同様、スポーツを競う項目もありましたが、音楽やアート、ダンスを競う項目もあったそうで、古代ギリシャにおいて芸術がどれほど重要であったかを示しています。
参加者には月桂樹の冠がプレゼントされていました。
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ギリシャは古代から続く長い歴史が有名ですが、少しずつ遺跡について調べていくと、当時のギリシャ人がどのような生活をしていたか、なにを大事にしていたかが少しわかるようで楽しいですね^^。