ギリシャの豆知識
みなさま、こんにちは。
9月に入り、早く秋の気温になってくれ!と祈る今日この頃、皆様にご報告があります。
実は先日WSET Level 4 Diplomaの合額通知を受け取りました!
約2年半に及ぶ勉強生活にもついに終わりが・・・!!!
Diplomaは6つの試験全てに合格する必要があるので、根気強く勉強を続ける必要があり、実は2回も試験に落ちてしまいましたが再試験を受け、全て合格することができました。
ギリシャを専門とするDiploma保持者は日本に数少ないので、ギリシャワインの魅力をみなさまに伝えるべく活動を続けてまいりたいと思います。
さて、今日はギリシャの豆知識を皆様にご紹介します。
豆知識その1 かつてアテネの人口はわずか1万人だった!?
長い歴史をもつギリシャですが、実はギリシャ共和国という国が出来たのは約200年前のことなのです。
ギリシャが独立したばかりの1834年、アテネの人口はわずか1万人でした。
それが現在人口300万人。ギリシャ全体の40%を占める、ギリシャの最も大きな都市となりました。
豆知識その2 ギリシャの日照時間はヨーロッパNo.1!?
サンサン太陽と日差しが反射してキラキラ輝く海・・・
そんなイメージのあるギリシャを思い浮かべれば納得されるかもしれません。
年間平均250日間晴れ(年間日照時間約3000時間)のギリシャ。
お野菜や果物がおいしいのもこの日照量のおかげです。
豆知識その3 ギリシャは観光大国!?
日本でも人気のハネムーン先の1つであるギリシャですが、ヨーロッパでもとっても人気の旅行先です。
実際、毎年年間1700万人の観光客がギリシャを訪れており、この数字はギリシャ全体の人口の約半分を占めます!
わたしがギリシャに春や夏に行くときも、イギリス人、ドイツ人、オランダ人など、あまり晴れの日が多くない国の方たちが太陽を浴びにギリシャに多く訪れている印象です。
豆知識その4 世界の約7%の大理石はギリシャ産!?
あまり知られていないですが、ギリシャでは大理石が多く採れます。
そのため、古代ギリシャ時代でも彫刻、柱や神殿などに材料として大理石が使われていました。
日本だと大理石は高級なイメージですが、ギリシャの家の多くでは床やキッチン、玄関前の階段などに大理石がよく使われています。
豆知識その5 ギリシャ語は現代使われている最も古い言語!?
考古学的観点から、ギリシャ語は5000年前から絶えず言語として人々が使ってきました。
また、世界的にもそのボキャブラリーの豊かさでも知られており、ラテン語をベースにしている言語に大きく影響しています。
残念ながら私はギリシャ語を話せませんが、私の父はよく、特殊な状況の時の心境を表す単語がギリシャ語にはある!と言います。
古代ギリシャに脚本された劇が今でも残っているのはこのためなのかもしれませんね。
豆知識その6 ギリシャはヨーロッパ随一の山岳国!?
海と島のイメージが強いギリシャですが、実は国土の80%が山です。
山が多いのはワインにとってもとても良いことです。というのも標高が高い場所に畑を設ければ、ブドウの酸味が保てるからです。
また、山があると標高によって環境が変わり、多種多様な植物が自生できます。これは、豊かな味わいのはちみつをつくることにもつながります。
山羊や羊も山を好むため、自由に放牧され、多様な植物を餌にし、質の良いミルクをつくります。
そのミルクから高品質のチーズがつくられるのです。
以上、いかがでしたか?
日本でギリシャはまだまだそれほど知られていないので、へぇ~~と思われる方も多いかもしれません。
これをきっかけにギリシャに興味を持っていただけるとうれしいです。
それでは。
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