◎丁酉(干支番号34):(しっかり者に見られやすい人)
丁酉(辛):天貴星(禄存) 9-7
『丁酉を「瑠璃の灯光」といい、夜生まれをもって吉とする。
夜はおのれの輝光を十分に発揮し、その力を認められる。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の丁酉日より一部抜粋)
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*解説
丁酉日の「瑠璃の灯光」は、暗闇に光を放つとても綺麗な灯火といった意味合いになります。これは、夜間であれば灯火として十分に輝くことができるので、宿命の月支が酉から夜生まれの人なら力量を発揮しやすいです。
それで、一般には、この日生まれは学問や芸術に優れた人が多いとされています。
なぜかというと、
丁酉辛は、丁から酉の中の辛金をみれば禄存星。
これは五本能では魅力本能です。
また、丁から酉をみた場合、従星天貴星です。
これからして、人から好かれやすく愛想の良い子ども。
あるいは、知識欲旺盛な学者人。
このことから、中身はともかくしっかりした人に見られやすいとなります。
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しかし、
昼生まれの場合なら、丙火の透干があれば丙火が丁火を侮光して、蔵干の辛金の禄存と干合します。
そのため、財(宝石)や配偶者などいいものをきょうだいや友人とかにもっていかれてしまう恐れがあります。
たとえば、
会社でしたら同僚が自分より認められたりして出世してしまうとかです。
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丁火は、燃料となる甲木や乙木の木性を吉としています。
とくに甲木がありがたいです。
また、
壬水も吉としています。
ただ、壬水については、もう一つの解釈として、壬透干で丁の輝きを水辺で反射させて周りを明るくすることで吉ととることもできます。
しかし、そういう見方をしなくとも壬水は丁火と干合してしまいます。
壬丁干合すれば木性に変化するので、それはそれでわるくはないのですが、変化した木性は仮の姿。
それがいつ無くなるかわかりません。
なので、
あてにはなりません。
だから、これが配偶者だとしても頼りにしない方がよいです。
それで、逆にあてにしないでいると助けてもらえることがあります。
ここでの壬水は、そういう意味での吉ととらえています。
なお、癸水透干に関しては癸剋丁で七殺になるので、水をかけられた灯火は消えてしまうことから凶とします。
しかし、巳月天将や未月天南などの昼生まれなら丁火の根があるのでそれほどではありませんよ。
という見方をしています。
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