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◎壬戌(干支番号59):(努力して成功する人)
壬戌(辛丁戊):天南星(玉堂司禄車騎) 10-6
『壬戌日を「聚雨の晴間」といい、人生に安定がない。
しかし、努力中に富貴をつかむ干支であり、実に努力家が多い。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の壬戌日より一部抜粋)
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「聚雨(しゅうう)の晴間」
日干支壬戌の季節は秋、
そして、
壬水は大海で秋の海、もしくは秋の大湖。
戊土は、燥土ですから乾燥した環境の壬水とすれば、晴れ間の続く海や湖。
それなら蒸発しやすいので、雨が降ったりやんだりと雨と晴れ間が交互にくり返される。
ゆえに、
登り坂と下り坂の連続。
だから、
この人の人生は安定したものではないですよ、と読み取れます。
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しかし、
努力あって地位身分高く財に恵まれるという富貴(ふうき)をつかむ干支ですから、努力家が多く、苦労してこそ幸福をつかむ人なんですと。
この苦労してこそなんですが、
これは、
乾いた土は湿った土よりも水を剋す力が強い。
なので、
燥土の上の壬水はつらい。
二十八元の中には、蓄財の司禄星と名誉の車騎星があります。
蔵干の丁火から火生土、土生金、金生水と相生だとしても、つらいことから逃げてしまっては得られるものも得られなくなってしまいます。
だから、
そのつらさを避けることなく努力を怠らなければ、財と名誉を手中に収める成功者になれる人です。
もしも、
ほかに水源の金性や水性があれば、水涸れの恐れがなくなります。
なので、
そうとうな努力をしても大丈夫。
逆境にあってもめげることなく新たな道を開くことができます。
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秋・冬月の生まれの宿命は、
ほかに火性があれば寒さで水が凍ってしまう心配がないのでありがたいです。
春・夏月生まれの宿命は、
ほかに金性・水性があるのはありがたいです。
(※占者への助言:壬戌日は、「努力型の典型的な日干支」です。
本人が努力しているかどうかで運気の善し悪しがはっきり現れるので、そこを基本に据えて占うとよろしいかと思います。)
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