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◎戊寅(干支番号15):(出世しやすい成功しやすい人)

戊寅(戊丙甲):天貴星(貫索龍高車騎)   9-7

『東北の寅に天干の山が連なり、「山脈相通ず」と言われる。
衆人より抜きん出た発展をもたらす日である。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の戊寅日より一部抜粋)
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*解説
戊土は山で、その山は寅の方向(東北)にあり、蔵干にも戊土が加わっているので連山としています。
それゆえに、
山岳の意をもって高大な山「山脈相通ず」とみたてている。
そして、
地支寅木の蔵干をみると、本元には甲木(樹木)があります。
一般に、山は木を育てるのが役目としているので、これは役に立つ山だとみなします。

寅は季節が初春ですから、本元より甲木→丙火→戊土と相生の流れで、草木は成長の時期です。
なので、
自然界は発展に向かうという意味合いを加えて、出世しやすい成功しやすいと読み取れます。
それで、
衆人より抜きんでた発展をもたらす日干支ですよと書かれてあります。

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宿命をみて、
冬の月支なら、寒いので火性(特に太陽の丙火)がありがたい。

土用の月支か土性過多なら、土を抑える木性(特に樹木の甲木)がありがたい。
もし、木が一つもなければ土に埋もれて勢いがなくなります。

夏の月支なら、暑いので水性(特に雨水の癸水)がありがたいです。
もし、水がなくなるとカラカラに乾いて、時がたつにつれて樹木は枯れ木となります。
それで、何も育てることができなければ役立たずになりますから、いっときは栄えたとしても、やがて周りの人からは相手にされなくなりがちですよ。
と解釈できます。
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戊寅の男性は、父親と意見を違えることが特徴となる。
これは、家系の流れをみる六親法を用いた詳しい説明で習っておられることと思います。
ここでは、簡単におさらいします。

そもそも陰陽論からして、男は陽気で女は陰気を備えている。
このことが前提にあって、男の子が陽として六親法をみてみると、
その母親は陰で、その干合相手の夫は陽になるので、陽の子と陽の父親は七殺になります。
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それで、男子は父親を剋すのが自然な形とみます。
そうなれば、男子は父親を超えたがるから、当の父親の方は鍛えられて男子は伸びていく。
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これが基本にあって、実際に男子が日干が陽干の宿命だと、その傾向が強くでますよということで、何も戊寅の男子だけがそのようになるわけではなく、またそれが父と意見を違えても親への尊敬を失うわけでもない。

ということで、
父の言いなりになってばかりでは自分を伸ばすことができない。
陰陽論と六親法から導き出すことができます。

こういったことは、子育ての決まり事として承知しておかれたらよろしいかと思います。
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