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終わったものと、そして始まった新たな旅
学校も終わった。単位も足りなくて、退学を選ぶしかなかった。私は何も考えられなくなり、ただ「面白い」と自分に言い聞かせていました。本当に何もかもが壊れてしまった感覚…w
でも、不思議と恨む気持ちさえ湧いてこなかったんです。むしろ、「お母さん、お父さん、ごめんね」という思いのほうが強くて、家族に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
こんなこと、言えるはずがありません。男に夢中になって、こんな状況になったなんて…。ごめんね、ごめんね、と自分を責め続けました。
その後、真実を知った私はJ君に問いただしました。彼からは「ごめんね」と何度も謝られました。怒りが湧くわけでもなく、ただ心にぽっかり穴が開いたような感覚で、しばらくはそのまま過ごしていました。それでも、彼を忘れられず、何年かはずっとJ君のことが好きだったのを覚えています。
あの時のこの経験は、まさに私の人生を大きく変えた瞬間でした。今では笑い話として話せるようになったけれど、当時は本当に辛かったんです^^; でも、これも私にとっては大切な成長の一部で、今振り返ると大事な思い出です💓
ただ、父親はその時何を思っていたんだろう…と、私はそれからずっと気がかりで仕方がありませんでした。そして、その後、私は通信制の学校に通うことになります。
続く…